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[...はダーヴィットには巨大親子丼二つを持ってきた]
さて、これで足りる?
アマンダさんにもサービス。
[アマンダの前にはクランベリージャムが一杯かかったスコーンと石清水]
えーと、じゃあ……ま、まさか!
「こしあんじゃないと駄目!」とか言う気では!
ここのあんぱんはつぶあんだけど、絶品なんだぞ?
騙されたと思って食ってみなよ。
[「本気」と書いて「マジ」と呼ぶ]
[アマンダは目の前に置かれた美味しそうな品に目を丸くする。
果実を好むアマンダには、とても魅力的な品だけど、どうやって食べればいいのかよく判らない]
あ、うん。ありがと?
[幾度か目を瞬いて、フォークはないので手に取って齧り付く。
甘酸っぱいクランベリージャムが口の中に広がり、美味しそうに目を細めて嚥下する]
ん、美味し。
[唇に紅のように付いたジャムまで舌先で舐め取り、*ご満悦*]
[フライドポテトをつまみ食いしながら、
アマンダの言葉に返事する]
うん。仲良しさんで羨ましいでしょう。
[ふふふと笑いかけようとすると、
丁度アマンダが唇を舐めるのが目に入り、
自分でも理由がわからないのに顔が*赤くなった*]
あぁ、さんきゅ。
[大きな丼ふたつを受け取ると、箸をつける。
給仕の思春期らしい素直な反応をほほえましげに見守りつつ、確実に目の前の小山を片付けていく。]
─昨夜・???─
[ブリジットと別れたあとも教会には帰る気が起きず、光の届かぬ路地裏を当てもなく彷徨う
彼女と別れたあと、影輝からの影響が消えたせいか、再びナターリエの脳裏には呪言が響き渡る]
うるさ…い。私は……そんなこと望んで……ない
[蹲り、頭を抱え拒絶の意思を示そうとする]
/中/
とりあえず。
真面目にどうしよう。
PLに呪殺する気がないのは、伝わってるとは思うんだが。
PC視点では呪殺という概念がないし。
と、いうか。
ここが今回、一番の問題点だったかな。
占い師と天魔の立ち位置が不鮮明だったから。
占い師と天魔を最初から切り離さないで、それぞれの立ち位置から詰めていくべきだったなー。
ちなみに。
演戯の人数比的には狼勝利エンドは難しいとは思ってたから、よほどの事がない限り天魔が最後まで残ると最初から思ってたとか言ったら怒られるだろうか。
まあ、うん。
ハリセンは覚悟してますから、占い師取った時点で。
しかし、ほんとに妖魔系入りだと占い師は難しいな……。
そも、RP村の占い師自体、難易度は高いんだけど。
仔羊のギルは初回で退場したから、実質今回が初めてだろが自分、というのは今さっき気がついた(ぉぃ。
─北の遺跡/朝─
[深夜に始まった歪みへの時の干渉は、結局夜明けまで続き。
時計塔が時を知らせる音を聞く頃に、ようやく荒療治は一段落した]
まあ……根本的な原因を解決するまでは、持ってくれれば御の字……だな。
[一つ、息を吐いて鎖を腕輪に戻し。
色彩を変えて行く空を、眩しそうに見上げる]
[もちろん路地裏にいるのは彼女だけでない
柄の悪そうな冒険者風の男たちがにやけた笑みを浮かべて近寄ってくる
馴れ馴れしく声を掛けてくるキッと顔を上げると]
…うる……さいっ!!
[ぶわりと路地裏に吹き荒れる風。彼女の右手には連結刃の形状を取った剣
男たちは一瞬のうちにすべてを吸収され灰と化し、吹き荒れる風に消えていく
はぁはぁと肩で息をする彼女の右眼は蒼でも赤でもなく金色に染まりつつあり、その瞳孔は蛇のように縦に割れていた]
さて……とっ……。
[しばしそうして立ち尽くしていたものの、やがて感じたのは目眩。
昨夜、時計の旋律から吸収できた力は、全て使い果たしてしまったらしい]
……まずいな……。
[小さく、呟く。
力の均衡のはかれていない状況下では、属の力の強いものほど状態を確りと保たなくてはならない]
……邪魔の入らない場所で、少し休むか……。
[可能なら時計塔の側がいいのだが、さすがにそれはできず。
Kirschbaumに戻って力を使い果たした様子を見せるのも、何やら気が引けて]
……あの辺りなら、誰もいない……か?
[呟いて、残っていた僅かな力を凝らす。
最低距離の移動。
たどり着いたのは、緑の空間]
……ここなら、もし……。
[何かあっても、少なくとも周囲に迷惑はかけまい、と。
そんな事を考えつつ、鎖を出して手近な木の根元に座り込む]
……まあ、寝過ごさないように気をつけて……。
[若竜に小言を言わねばならぬのだから、と迷惑な決意を固めつつ。
周囲に鎖をゆるく、護るように舞わせながら目を閉じた]
─北東部・森林/現在─
[目覚めを呼び込んだのは、冷えた風。
それと、疲れが大分癒えているのを感じて、ゆっくりと目を開く。
最初に目に入ったのは、じっとこちらを見つめる白梟。
それに、大丈夫だ、と笑いかけ、展開していた鎖を戻す]
……さて。
一度、Kirschbaumに戻るとしますか。
[呟いて、ゆっくりと町へ向けて歩き出す]
─広場→Kirschbaum─
[広場を通りかかる際、時計塔に軽く、手を触れる。
手を離した後には、微かに煌めく漆黒の何かが一瞬だけ残り、直後にふっと消えた。
それを確かめてから、西通り、Kirschbaumへと]
[扉を開ければ、見慣れた面々の姿と、険しい表情を向けてくる影輝の王。
さすがに、昨夜からの行動は見通されていたらしい。
それに、苦笑を返しつつ、例によって紅茶を頼み]
……さて、と。
[向けられる、視線の先にいるのは多分、言わずもがな]
[その時、過去にないほど激しい虚脱感が彼女を襲う
それがブリジットの消滅であると気付いたときにはもう遅い]
!? 駄目ッ!!
あ、ああ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……
[髪を顔を掻き毟り、絶叫]
………………………
[そんなこともいわないよ、とばかりに
口許に苦笑]
ただ…今はあまり、食べられなさそうなんだ
[真っ赤になったかれを見れば辛そうな様子も和らぐだろうもの]
[数刻、絶叫を響かせていたが、ぴたりと絶叫を止めると]
…………行かないと
[虚ろな眼でそう呟くと、ふらふらと路地裏をあとにした
その右眼はさらに金色に染まっていた]
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