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― 今朝/2F廊下 ―
[部屋には足を踏み入れないまま、蒼花の宿主は狂気に堕ちた朱花を見据えていたが。
朱花から伝わる嘲うような気配と、全て滅ぶも理という言葉>>84とに、蔑むように目を細めた]
………ふん、実にくだらぬ。
神の加護の象徴。神の使徒。それらたらんとする者が、何を残すつもりもない、とはな。
ならば好きにするが良い。こちらも好きにさせてもらおう。
[それだけ言うと、『蒼花』の宿主は目を閉じる。こちらも『朱花』への興味を失ったように。そして…]
……………いまの、なに。
[一時的に乗っ取られてた本来の人格が目を覚ました時には、周りに誰か残ってたろうか。
もちろん、蒼花も本人も、エーリッヒが朱花をグーで殴ろうとする>>85のを止めようとはしません]
─ 部屋H ─
[『蒼花』から逸れた視線は、クレメンスの後ろから現れた姿>>86に止まる。
朱き狂花が、哂う。
哂いながら、けれど、ないてもいると。
気づいているのは──離れようとせぬ茶猫のみか。
慟哭を糧に育つ狂花に、正しき理などは既に届かぬもの。
故に、殴られそうになっても>>85 >>88、態度は変わる事無く。
埋葬のために部屋を離れる者たちを、顧みる事もなかった]
─ 翌朝・個室B ─
[目を覚まして、最初に感じたのは寒気だった。
は、と吐いた息から身体にこもった熱が逃げていく。
風邪を引いたか、と溜息をつき目を伏せる。
恐らくは一昨日湯冷めしたことと、昨日食事を取る気になれず何も口にしなかったせいで身体が弱っていたのだろう。
こんな状況で弱っているわけにはいかないのに、バカだな、と。
そう思いながらも、ここに来て失ったものは大きすぎた。
ウェンデルもベアトリーチェも、悪戯に困ることはあったけれど死んで何も思わないわけはない。
ユーディットのことだって、ミハエルの傍で、いつも彼女を支えていた姿は今だって目に浮かぶ。
そして、ブリジット。
こんなことになって心を痛めていただろうに、自分のことを案じてくれた優しい子。]
…なんだって、こんなことになっちまったんだろう、ねぇ。
あのひとが、人狼でなければ良いと思う。
そうすれば、ボクはエーリッヒさんを殺さずに済む。
他の誰かがエーリッヒさんを殺すのも見ないで済むかもしれない。
でも、もし人狼だったら。
…………他の誰かに殺させる気は、ありません。
[ただ、一緒に居たい――と。そう願う私情とは別に。
もし人狼ならば、自分を、他の皆を護る為にどうにかしなければならない、という考えもあって。
もしそうだったならば、せめて自分の手で…と。寂しそうな表情で言っただろう]
― 部屋H ―
[最初に一言呟いたきり、ローザが運ばれてしまうまでは何も言わなかった。祈るように、じっとその遺体が包まれ運び出されるのを見ていた。
運ばれてしまった後は朱花が哂う>>93のを、色の薄い緋色でじっと見つめて]
タオが泣いてる。
ライはまだそこにいるのにって、泣いている。
[動物との共感能力を、人に使えるものとして捻じ曲げたのは、歪んだ奇跡のなせる業。
蒼花ではなくなったらしいミハエル>>92に伝えて、部屋の中へと一歩踏み込んだ]
私は、花を助けるもの。
だから。好きにすればいい。
[二つの思いが一つになっているから、スラリと言えた。
言葉そのままの思いを朱花に。
憎める者の声なら届かないかと、泣いているライヒアルトに。
ライヒアルトが動けたら、少しは何かが違ってくれないだろうか]
─ 個室H ─
[向けられる緋色>>97に、天鵞絨が細められる]
……裁き受ける意思があるというか。
[綴られる言葉は、淡々と。
懐に滑った右の手に握られるのは、銀の十字剣。
ウェンデルの鼓動をとめたもの。
茶猫が鳴く、なく。
なぁ、と哀しげに]
……なれば、我はその命を消し去る。
[言い切る様は、静かな──静か過ぎる、もの]
─ →二階廊下 ─
[出来る限り急いで起きはしたものの、動作は遅く。
部屋を出て二階に上がったのは、クレメンス達がローザを弔いに連れていった後だったろうか。]
…何が、あったの。
[廊下にまだミハエルがいたなら、彼女にそう声をかけ。
誰もいなければ、独り言のように呟いた。]
[相対しているゼルギウスならば。
或いは、幼い頃を知る物であれば、記憶にあるか。
他者を傷つけるハリネズミが、決して泣かない──泣けない少年だった事。
それは、青年となった今も大して変わらない。
慟哭の声は、いつも音色に摩り替わって。
何かあると強引に一人になって──小声で、歌を紡いでいた事に]
― 朝/2F廊下 ―
[自分の意思がまったく介入していなかったが。自分の口が紡いだ言葉も、ライヒアルト(朱花?)が口にした言葉も、その光景も、全て覚えている]
………うわあ、こういう感じなんだ。
[ほぼ同一の存在となっている為に、多分ほかの人たちとは違う感覚なのだろうけれど。
それとは知らず、そう呟いた]
ライヒアルトさんが、まだ…そこにいる?
[その後、聞こえてきたゼルギウス>>97の言葉に瞬き。彼へと視線を移した]
……………花を…助ける、もの。
[好きにすれば良い、と。朱花に告げたゼルギウスを見て。
その言葉に、嘘はなかったのか――と。ではやはり、残る人狼は――と。
私情の部分が認めたくなかった事を突きつけられて。
目を伏せて、右胸の蒼花を服の上から左手で握り締めた]
そっか。
[生きてる者なんだから生きていたい。という気持ちは自分にもあったし、解る。>>+5
目の前の少女は自分よりもまだまだずっと小さいのだから。]
ベアちゃんまだ若いんだし。
そだね、死んじゃうには早かったね。
[言うほど自分も老けているわけではないのだが。
ここは年長者として、どこか残念さを含めた声色で呟いた。
戦闘能力と女装能力だけはやたら高いが、普通の人間である身の上、小さな子が死ぬのを悼まないわけではないのだ。]
[驚くような表情の変化には、満面の笑みを浮かべた。]
飲めるわよ〜。
しかも中身はベアちゃんの好きな物!
あ、でも血とかそういうのは無理ね。
[人狼の食べ物がいまいち良くわかってないので(普通にごはん食べてたよね?というささやかな疑問)そう加えつつ。ココアとかホットミルクとか、そういうのの名前を彼女が口にしたなら、望み通りにポットからそれを出して、彼女の前に差し出すだろう。]
─ 翌朝/→集会場内 ─
[エーリッヒが先に集会場へと入っていく。
クレメンスはそのまま残り、1本だけ煙草を口にした]
エーリッヒが人狼である可能性、か。
[全く無いとは言えないが、人の死を厭い、誰よりも悼み、他者を考えることが出来る者。
自分が知る人狼像とはかけ離れている]
人狼の力を弾く力。
向けられた牙を弾く力。
……内なる”人狼の力”は、弾けねぇもんなのかね。
[思考するのは昨日相談を持ちかけられたことの延長。
叶うならば、ミハエルの望む通りにしてやりたい。
もしエーリッヒが人狼なのだとしても、命を落とさずに済む方法を]
───運命(さだめ)なんざくそ喰らえだ。
決められたレールなんざ、ぶち壊してやる。
[短くなった煙草を捨てると、靴の裏で踏みつけて。
1つの可能性を胸に集会場へと入っていく。
足は自然と、ライヒアルト達が残る2階へと向けられた]
― 2階廊下 ―
[時間の感覚が、鈍く成る。]
…。
[心寄せる人の気配に惹かれてか、
開く視界には気付けば、ローザが、赤く染まっていた。]
…――ローザ、さん。
[死んで身体は雪の下、心は何処に有るのだろうか。
皆の魂は、何処に在るというのだろう。]
…。
[咲く蒼花、友を想う涙、見据える守護、静かな薄緋、悼む声。
同じ場に居て、時を共有しない身には何も言えず。
その中心で、己が心を手折る朱花を、眉を下げて眺めていた。]
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