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ああ……昨夜、バトルって言ってたしな。
んで、勝者リディちゃん、か。
[呟くように言ってから、目を細め]
んあ……機材毎?
まあ……仕方ねぇのか、それも。
[カルルの言葉に頭掻き。
雷獣ならわんこ語わかるんじゃないかとかは考えてない]
[よく見ると鎖の先端は支柱に繋がってた]
……あんな器具、この部屋にあったか???
[と小首かしげ]
カルル、運ぶのは手伝うけど、どこに運ぶんだ?
メインルーム?メディカルルーム?
[気絶したリディに仕方ないな〜と苦笑し]
う〜ん〜〜〜。
急を要しちゃってるし〜、備品壊したって怒られないよね〜〜?
[太い両腕をもこ〜と一気にポパイ状態にし、首輪ごと鎖を破壊。
{めきょ〜り}]
カルルの馬鹿力、凄えー!
カルルならマテウスとアレックスでも運べそうだなー
[特に犯人とか思ってるわけではないようだが]
んじゃ、メディカルルームに行くか!
[ぐたってるハインリヒを背中に抱えあげた]
[アーベルと雷獣が訳してくれるなんて考え付かなかったらしい。
どの道、メインルームで隔離室シューターに落とすなら、運べないと困るから勘弁してねとリディに心の中で合掌]
とりあえずこれで〜、運べるんじゃないかな〜?
とりあえずはメディカルルームだね〜。
メインルーム血だらけにしたら〜CC怒りそう〜〜〜
[そっちか]
[ティルに馬鹿力を褒められて照れ照れ〜]
ん〜、そっかな〜〜
一回運んでみればよかったな〜
んじゃ〜、僕とティルでハイン運んで〜、アーベルにリディ運んでもらおうか〜〜〜
[疑われてるとかいないとかなんて全然気付いてない。
あと怪我人なので、米俵運びはまずいかな〜と思ったりとか]
つか、ティル、大丈夫か?
[わんこって、結構重いと思うんですが]
ま、確かに一度メディカルルームだな。
手当ては必要だろ。
[しかし、雷獣のわんこへの好感度は高くないかも知れないので、正確に訳するとは限らない。
……ほら、妖怪って気まぐれだし]
[ティルの背からワンコがずり落ちないよう支えつつ]
へえ〜、ティル結構力持ちだね〜〜〜
かな〜り鍛えてるんじゃない〜?
[なんならリュックとか持ってあげるかもしれない]
アーベルはリディよろしく〜〜〜
[雷獣の気まぐれはわかんないまでも、精密機械に雷は相性よろしくないので、そそくさ〜とティルと移動]
ん、了解。
[カルルの言葉に頷いて、気絶したリディを姫様抱きで抱えあげ]
しっかし、無茶するなあ……。
[怪我の様子からバトルを想像して、ため息]
平気だよっ!
……と思ったけど怪我犬だしな。じゃ、カルルはそっち側ー
[リュックを背に、ハインリヒの上半身を抱えて、メディカルルームへ向かう]
[リュック触れなくて内心ガッカリ度57%(笑)]
うん、わかった〜。
それじゃ足の方持つね〜〜〜
[てってけてってけて〜とメディカルルームへ]
―メディカルルーム―
[到着と同時に端末から着信音が鳴る]
やっべ、この音……すっかり忘れてた!今日は補習があったんだっけ!
課題もやってねえし。どうしよ?カルル、後よろしくなっ!
[ハインリヒを運び終えると、ダッシュで*学習指導室へ*]
―自室―
わっかんねー…
[トレーニングルームで、勝敗が決した頃?
ぼんやり、とベッドに寝転がったまま天井を眺めていたり。
ぐだぐだと考え込みつつ、ベッドから動く様子は無い]
犯行声明には、司令の命と引き換えに最新鋭の技術を要望してるクセに
他にも拉致ろうとするとか…取引成り立ってねーし。
[数日前に提示された犯行声明を思い出して、ぽつり。
しかも、マテウス程の人物とアレックスを拉致するには、
それなりの体力が必要な筈で。確かに【人狼】にとっては危険だが、
ならばアレックスさえ連れて行けばいい話だ。
…それだけの労力を必要としてまで連れて行く必要なんて]
司令だろー?リッヒーだろー?
マテウスのおっさんに、…昨日は、ブリジット博士……
………お?
[指折り名を辿って、はたと思い当たる。
【人狼】からの犯行声明で告げられた要請は「最新鋭の技術」。
…新戦隊に配備される技術が何かなんて、自分は知る由も無いが
それを作り上げただろう人が、この機関に居るのは予想付いた。
―――「作り上げれそうな人」を自分は知っているじゃないか。
『ヒロイン』というコードネームを持ち、
潜伏していた、最高技術を持った技術者 とか。]
……あっれ?
[本当にコレが人狼の狙いかは、判らないが。
何かうっかりしっくり来ちゃって血の気が引いた。
エーリッヒを攫った明確な目的は今だ判らないが
…昨夜『博士』が狙われていた事を考えれば、辻褄が合う。
【人狼】は「最新鋭の技術」を実際に手に入れようとして
―――そして、既に手に入れてるんじゃね?]
―――…ッ、
[がばり、と勢い良く身を起こす。
もしかしなくても『素直に渡したら地球の危機』、とか
暢気に『隔離検査するぜ』と言ってる場合でも無い。
目的である技術を手に入れた【人狼】が次にする事?
そんな事、決まっている。
――――撤退しかないじゃないか]
……やっべ…!
[仲間が連れ去られる事だけに、気を取られていた。
ここから出るのに必要な、最後の壁は司令のコマンドワード。
司令の命はさておk……(ゲフゴフン!)
相手は撤退の為に必要な、最後の鍵をも手にしている。
暢気に人狼を追い詰めている場合じゃない。
連れ去られた皆の安否をまったり案じている場合でもない。
下手したら、すぐにでも相手が逃げかねない状況じゃないか]
−メディカルルーム−
[専門的手当てはスタッフに任せ、すっかり遅くなった朝食へ]
んん〜、二人ともヘロヘロだしな〜。
何かのど越しいいものでも作っとくかな〜〜〜?
その前にご飯ご飯〜
おばさん今日は何かな〜
[ご飯とアジの開きと豆腐の味噌汁、納豆・生卵・海苔の最強コンボを食べ終えれば、苺のムースのクラッシュジュレ乗せを作りに*厨房へ*]
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