リディヤ

― 地下墓地 ―

　それは、そうかも。
　私もここの住人になるのかしら。

[屋敷全体が墓のようなものと言われ、私は頷く。
生気の感じられなかったメイド達。喰われるためにいたかのような女主人。積み重なった死を思い、小さく息を吐いた]

　…あなたは？
　終わるために来たあなたたちは、解放されたら、どうするの？

[戸惑うような彼>>392の声を聞きながら、私は促されるのとは逆に歩き、近づいてゆく]