人狼物語 ─幻夢─


87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─

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ジラント

[散った、散らせた、
ああ、これは人の命。



             痛むのは、疵か、心か。]

(8) 2013/09/12(Thu) 01:00:50

ジラント

はは……ははは……。

[口を吐くのは乾いた嗤い。
人も、鬼も、対して変わらない。

紅の雨の暖かさと。
失われていく己の体温と。

その二つを感じながら、男は意識を*手放した。*]

(9) 2013/09/12(Thu) 01:01:03

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:01:20

ジラント、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:02:37

キリル

― 三階/展望台 ―

[ナイフがアレクセイさんに傷をつけたのを見て、ボクはまたちょっとだけ笑った。
すぐに貫かれた喉に熱さが押し寄せて、苦しくて、立っていられなくて、ずるずると崩れ落ちる。
頑張って首を動かして、ボクを刺した人を見上げた]

……、 、

[喉が裂かれてしまった今、口を開いても溢れてくるのは血ばかりだった]

(10) 2013/09/12(Thu) 01:18:43

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:18:57

キリル

[――ねぇ、ボクには花なんて要らないから、せめて、その肩の傷が癒えるまで、“キリル”としてでも良いから、覚えていてよ。

目の前の『鬼』に伝えられない想いと共に、真っ赤な中で事切れるその間際。
自分の目から透明な液体が一筋流れた事を、ボクは知らない。

本当に、短い“人生”だった**]

(11) 2013/09/12(Thu) 01:19:06

プラーミヤ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:19:16

サーシャ

─ エントランス ─

[わらって振り下ろす短剣。
身体ごと振り下ろしたそれが突き刺さったのは、ジラントではなく床だった。
それも、ジラントからとおく離れた、床。
柄には右手が、握られたまま]


  ……  …──  ………──  ……


[僕はわらった顔のまま、声も上げることなくジラントの左側へと頽れた。
断ち切られた頚動脈から鮮やかな紅が噴出す。
鼓動があるうちは波打ちながら噴き出ていたそれも、時間が経てば勢いも弱まり。
やがて床に紅い溜まりだけを残して紅い雨は止んだ]

(12) 2013/09/12(Thu) 01:19:53

サーシャ



       [── ああ……これでも、いいか ──]


[紅を噴出した直後の薄れ行く意識の中で、僕はそんなことを思う。
僕は自分のことすらどうでも良いと、無意識の内に思っていた*らしい*]

(13) 2013/09/12(Thu) 01:20:00

キリル、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:20:13

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 01:22:23

アレクセイ

― 三階・展望室 ―

―…!?

[内で脈打つそれを奪う為切り裂いた「彼女」の身体は、女性のものではなかった。

気付き、咄嗟に見下ろせばこちらを見上げる瞳>>10と重なって。
開かれた口から溢れるその赤は、言葉にならぬ声の代わりに見えた。
物言いたげに見えるその様に、内心、喉を裂かなければ良かった、と抱いた後悔は表には出さぬまま。
静かに見下ろしながら、正面から抱き止め鼓動の源を、力任せに引き抜いた、後。

ゆっくりと、「彼」の身体を床に横たわらせて。
その瞳から流れ落ちた雫>>11を指で拭いとってから、奪い取ったそれを腹に収め。

『仲間』の元に向かう為、残る「人」を喰らう為にこの場から立ち去った。

エントランスでの出来事を知るは、己が目でか、仲間のコエでか―――**]

(14) 2013/09/12(Thu) 10:37:43

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 10:42:19

メーフィエ

[変わってしまった、と>>4:*23。そう言われて、首を横に振りそうになって。
その通りだ、と胸の内の何かが告げる。
それでも「彼」の、「アレクセイ」の言葉を否定しようとしたところで]

え?
騙してた、って、 ………。

[どういうこと、と口にしかけた言葉はコエにならぬまま。
やがて「彼」から告げられたのは女の名>>4:*24。]

そう、なのね。
最初っからずっと、あなたは「貴女」じゃなかったん、だ。
お兄さんのフリなんて、して。

[何故、と問うことはしなかった。
ただ確かに彼女――アレーナは自分を欺いていたのだと、意識した。
湧き出てくるのは憤りのようで、けれど亡き人の存在と共に告げられた秘密に、哀しさに似たものも覚えて。
ぐるりと渦を巻く思いは、自分自身でもその形が掴めずにいた。]

(15) 2013/09/12(Thu) 12:10:19

メーフィエ

[けれども、そんなアレーナから返ってきたコエ>>4:*26が帯びる柔らかさは。
あの時と――騙されていると未だ知らなかったあの時と同じいろ。
今まで見聞きしてきた「彼」は偽りなのだと、そう、思いながらも]


…………うん。
一緒に、生きて、勝とう。

[「仲間」としての思いを信じる心。
それが自分の本当の心か否か、未だ確と見詰められないまま。
それでも、彼女と交わしたその言葉に縋るように、繰り返して呟いた。]

(16) 2013/09/12(Thu) 12:10:45

メーフィエ



アレーナ。

ベルナルトも。

あたし、「仲間」が居て、ひとりぼっちじゃなくって。
嬉しかった、よ。

[伝えられた感謝>>4:*27に対し、小さくコエを載せた。
ふたりのコエが聞こえたことで、そうした想いを抱けたこと。
それだけは変わらぬ事実だと示すように。*]

(17) 2013/09/12(Thu) 12:11:04

メーフィエ

― エントランス ―

[倒れたジラントにサーシャが短剣を振り掲げた時>>4:95、彼の右目はこちらに向いていなかった。
不意を突き剣でその背を刺せる筈だと、メーフィエ自身、気づいていた。
それでも、メーフィエが剣を抜くことは無かった。

代りにサーシャの命奪ったのは、鉈を叩きつけたジラントの右手。
紅い血の海が広がるその場所に。崩れ倒れたふたりの許に。
メーフィエは、ゆっくりと歩み寄った。
床に刺さった短剣、それを握っていた手首に一度視線は赴き、微かに痛々しげに目を伏せて。
もう動かないサーシャ>>12を見下ろしてから目は、その傍らのジラントへと。]

もう、死んじゃった、の――。

[意識失っている為か、乾いた哂い>>9も今は聞こえない。
おそらく放っておけば死んでしまう程の深手だろうとは察せども、確かな生死までは察せられない。
今もメーフィエの両手は、剣抜かずとも、その柄に添えられていて――。]

(18) 2013/09/12(Thu) 12:13:54

メーフィエ

[メーフィエは、両手を剣の柄から離した。
『他者を殺さなければ、生き延びられぬ』。
その事実《ルール》を受け入れながら、自ら手を血に染めることは遂に無かった。]

やっぱりあたし、弱いままだね。
それなのに、まだ、生きてるなんて。
笑われちゃうかな――ねえ、ジラントさん。

[「そんなんじゃすぐ死ぬ」と言われてしまったこと>>3:12が、まるで嘘のよう。
少しだけ、わらいが零れて。それから一度、目を閉じた。]

でも。
あたしは、死ねない。生きさせて貰うよ。

(19) 2013/09/12(Thu) 12:15:33

メーフィエ

[直に手に掛けずとも結局、自分に対して「人殺し」の意識は抱かれる。
ジラントとサーシャが争うを止めることもなく、そして今、倒れているジラントを助け起こすことだってしなかったのだから。
そして「殺した」という意識は、『鬼』に殺された他の者たちに対してもおなじこと。]

こんなあたしでも、まだ、人に戻れる?

ううん。戻らなきゃ。
あたしは、「あたし」で、いなきゃ――…。

[ぽつり零してから、「仲間」へとコエを向ける。]

アレーナ。
今、エントランスで――サーシャさんが死んだ。ジラントさんに、殺された。
ジラントさんも、多分もう、長くないと思う。

[血だまりを踏みつけている脚はそのままに。
メーフィエはふたりの男を見下ろしたまま、その場に佇んだ。
キリルの許へ向かっていたアレーナが、無事であれば、と。
そのコエや足音が聞こえてくれば、と祈りながら。**]

(20) 2013/09/12(Thu) 12:17:22

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 12:29:52

ジラント

[声が聞こえ、わずかに意識を引き戻される。
ほんの少し瞼が震えたけども。
もう、その目は光すら捉えられない。]


      …………。

[メーフィエの独白の意味など、男には理解出来る訳はない。

それでも――

もう声も出ないとわかっているのに。
ただ伝えたくて、幽かに唇を動かす。]

(21) 2013/09/12(Thu) 14:21:26

ジラント



     「 い き ろ 」

 

(22) 2013/09/12(Thu) 14:22:18

ジラント


    [それっきり、男は*躯と成り果てた。*]
 

(23) 2013/09/12(Thu) 14:22:52

ジラント

[落ちていく暗闇の中。
今度こそかと男は嗤う。]

[これが地獄への道ならば。
その先にはとびきりの獲物がいるはず。]



            [*――――永遠の狩を始めよう。*]
 
 

(24) 2013/09/12(Thu) 14:31:59

ジラント、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 14:35:27

ベルナルト、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 14:38:08

妖精の呻き(村建て人)




   ──あかく、あかく。

   ──すべて、そめて。



 

(#0) 2013/09/12(Thu) 15:00:46

妖精の呻き(村建て人)


──ナニがそれを最初に求めたか。

──何故、それが求められたか。

──それを知るものは、どこにもいない。

──繰り返されし真紅の饗宴は。

──紅い月のひかりの下。

──数多の命散らして、幕を下す。

 

(#1) 2013/09/12(Thu) 15:01:15

妖精の呻き(村建て人)


──やがて、雨は降り止んで。

──『勝者』の前に、扉が開く。

──幾多の死を飲み込んだ屋敷は、生ある者を吐き出して。

──霞の中へと沈んでゆく。

 

(#2) 2013/09/12(Thu) 15:01:28

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ジラント
30回 残12460pt
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107回 残9070pt

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アナスタシア(2d)
0回 残13500pt
リディヤ(3d)
54回 残11465pt
オリガ(4d)
35回 残12174pt
キリル(5d)
34回 残12444pt

処刑者 (3)

プラーミヤ(3d)
51回 残11824pt
ベルナルト(4d)
111回 残9450pt
サーシャ(5d)
122回 残9741pt

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