人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


自衛団員 マテウス

[どれくらいの時が経ったか。
ようやくエミーリアの両親がこちらを振り返り、埋葬を頼む、と告げてくる]

……分かった。

[首肯して、2人の希望の位置に埋葬のための穴を開ける。
対面のために開いたシーツを再び丁寧に包み、掘った穴の中にエミーリアの身体を横たえる。
一緒に埋葬するものがあるならそれが安置されるまで待って。
掘り起こした土を丁寧に穴へと戻して行った]

─── 安らかに。

[他の埋葬した者達に向けたのと同じ言葉を紡ぎ、瞑目する。
エミーリアの両親から感謝を告げられて]

…このくらいしかしてやれないからな。

[緩く首を横に振り、苦く笑んだ**]

(836) 2014/01/20(Mon) 23:21:35

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