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―老尼僧の部屋―
[自衛団長を襲う前に訪れた場所に足を向ける。
老尼僧が使っていた机の前に立ち、視線を落とした。
見詰めるのは机の一番下の、大きな引き出し。]
――…かあさまはここに大事なものをしまってたよね。
[呟いて手を伸ばす。
触れる事はできないから鍵もかかっていないのに
カルメンにはあけることが出来ない。]
イレーネと次に編むんだっていってたものも
其処に置かれたままになっちゃうのかな。
さがしてみて、って、言いそびれちゃった。
……ごめんね。
[謝りたいことはそれだけではなかったけれど
ありがとうも同じだけ伝えたかったけれど
届かぬものを抱えたまま、部屋から立ち去る。]
―回想/五年前―
[行き倒れていた青年が保護されて聖堂に住まうようになった。
記憶がかけているらしい事は老尼僧からきいていた。
仲良くするよう言うかわりに、老尼僧はライヒアルトという名の青年を
これから家族になる人よ、と紹介してくれた。
その紹介にカルメンはすぐにうんと頷いた。
年が近そうだから仲良くなれると良いと思った。
早く家族になりたくて愛称で呼ぼうとしたけれど
彼に名を呼ばれるとくすぐったくてうまく呼び返す事が出来なかった。
共に暮らすようになって彼が優しい人と知れた時は嬉しかった。
食事は三人でそろって談話室でとるのが日常となった。
和やかな時間だったように思う。]
[ライヒアルトに家族に抱くような安心感を覚えるようになった。
けれど同時に、ふと目があうと、心が落ち着かなくなってしまった。
過る思いの名は知らない。
けれど家族に抱く思いでないことは容易に知れる。
料理も出来る器用なライヒアルトが厨房にたつようになって
何度かは老尼僧とライヒアルトと三人で料理をしたけれど
次第にカルメンが其処にゆくことはなくなっていった。
最初に距離を置こうとしたのはカルメン自身。
ろくに理由も言わず自立する事を選んだ。
だから、一人で暮らすようになってから聖堂を訪れても
彼の姿が見えぬことを深く考えようとはしなかった。
避けられても当然のことをしたと思っていたから
それが彼の心遣い>>1:133であったとは知らなかった。**]
/*
みょこ
カルメンが俺から離れると言っても、俺は離す気はないからな。
などととりあえず言っておくね!
現在軸どうすんベー(悩
/*
まあ、離れる気はないと言っても成仏はせにゃならんので、上がるまでは、なんだろうけど。
俺は、上がるのではなく、落ちるのだろうから。
せめて、それまでは一緒に。
と言う気持ちがあるらしい。
─ 自宅 ─
[その日にやるべきことを全て終え、数日振りの帰路につく。
あの騒動が起きる前は毎日通っていた道なのに。
たった数日通らなかっただけなのに、酷く懐かしい。
そうして歩む先に、灯りのともる我が家が見えて来た]
……………
[近付くにつれて灯りの輝きがはっきりしてきて、帰って来たと言う実感が少しずつ大きくなっていく。
玄関前までやってくると足を止め、柄にも無く一度深呼吸した]
[ガチャリと、扉が開く]
───── ただいま。
[扉の音と、低いながら響いた声に、子供達の顔がこちらへと向いた。
そうして弾けるような動きでこちらへ駆け寄り、ぎゅうと抱きついてくる。
マテウスは表情を和らげ、片腕ずつで娘と息子を抱き締め返した。
それから少しして、奥からゆっくりと歩いてくる気配。
子供達から腕を離して、愛しい人へと向き直る]
…今、戻った。
[見詰めた先の妻は、少し涙ぐんでいた。
お帰りなさい、柔らかな声が耳へと届く]
心配かけたな、サリィ ───
[右腕を伸ばし、妻を自分の腕の中へと引き寄せた]
─ 司書の部屋 ─
[>>692まだ夢現を彷徨っている様だった司書の瞳が、こちらの問いかけに緩く伏せられる。
彼の言葉があるまでどれだけでも待つつもりだったけれど、>>693途切れながらの言葉の先を急かせることはしなかった。
身体が辛いだけでなく、いまだ心も耐え難い事を紡いでもいるからだろうと察せたから。
彼が見出すものだと知らなかったから驚きはしたけれど、同時にだから一人で行ったのかと納得も出来た。
アーベルも、蒼花を持っているからこそ、カルメンを殺す責を自身に課したのだろう。
望んで得た訳ではない力に、それでも務めを果たす為に。
>>694ひとつ、>>695更にもう一つ司書が息を落とした後部屋に戻った静寂を破ったのは、こちらのため息]
……本当に。
厄介なもの、ね。
力があるって。
─ 司書の部屋 ─
…でもね。
[アーベルにも向けた言葉を、小さく落とした後、手を伸ばし。
ぴん、と額を指で弾いた。いわゆるでこピン]
…何で一人で背負おうとするのかしら。
貴方も、アーベルも、マテウスさんも。
カルメンも、皆。
[蒼花を持っていると告げた彼も、娘の為に命を投げ出さんばかりだった彼も。
きっと一人で罪を抱えて逝くつもりで、殺してと願った彼女も。
何かを護りたくてそうしたのだとは解る、解るからこそ]
─ 司書の部屋 ─
まもりたいって思う気持ちは、尊いものだわ。
でもね。
その気持ちは、貴方だけが持ってるものじゃ、ないのよ。
アタシ達だってまもりたいものはある。
…だから。
頼って、欲しかったわ。
[カルメンからも救けを求める声があったのだろうか。
気付かなかっただけで、見逃していただけで。
命を失った彼ら、彼女らが望んでいた事は何だったのか。
あの旅人も、もっと話を聞いていたら何か違ったのだろうか。
そうしたところで自分が殺されるだけだったかもしれないけれど、年若い子の命が奪われる所は見ずに済んだだろう]
─ 司書の部屋 ─
[けれど。
これは全て、ifでしか無い。
結果は覆されない。生き残った者には、その責がある]
貴方が一人背負ったところで、アタシ達に罪が無いわけじゃない。
貴方に全て押し付けて、甘えて逃げる事になる。
それじゃ、後悔しか増やせないわ。
だから。
アタシ達にも、背負わせなさい。
その重荷も、後悔も。一緒にすごした皆のものよ。
それが、貴方の言う、まもるってことになるんじゃないかしら。
[そう言うと微笑み、ぽふりと青年の頭に手を置いて。
そろそろ休んだ方がいいわね、と声をかけた**]
/*
まずはここに言いたい事言っとかなくちゃ、と先に落としつつ改めてこんばんは。
表が動いてるわね、動いてるわね。
カルメンもマテウスさんもありがとう、カルメン本当に可愛いわね。
そしてマテウスさんも可愛いわ。デレがきたわね。(違います
お返ししたいけど間に合うかしら…
/*
にゅにゅっと、こんばんはー。
[行商人の上に着地。85点の出来栄え]
わーい、パパ戻ってきてる。
でもって自分で話を広げられないままになってたレース編みのことがカルメンさんのお話に出てる…!
その部分だけでもなんとかできるといいな、と思いつつ。
もちもちもちもち(どぷん
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