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[猫の頭をわしゃっと撫でて、肩へ乗せると走り出す。]
…止めねえと!
[つま先の向く先は、あの竜の仔が眠る場所。]
[私は彼の仔の傍らへと進み、飛び立つ背を見送る]
………
[言葉なくその頭を撫でようとして。
手を動かさんと視線を落とせば、見上げる貴紫と目が合おうか]
/*
おっきい苺。
というゼリーを見つけたので、買いました。
現在、召し上がってます。
うめぇwwwwwww
やべぇ、マジうめぇwwwwwwwww
[飛び立つ前に返された声は、深く、響いて。
支えられている、という認識が、決意に力を与えるか。
常に恐れるもの、無限存在であるが故に避けられぬ、喪失。
それは、今は、意識には置かずに]
[微かな]
[本当に微かに揺れる]
…ちち……ぇ……。
[それは風の中に消えてしまったかもしれない。
やがて、開いた葡萄酒色の瞳は眩しそうに数度瞬き、そして今の自分の状況を知って硬直しただろう]
< 猫は、エルザの手を、なめました。それが限界でした。
ダーヴィッドが体をすくいあげます。
しんぱいそうな声が聞こえて、それに答えられたかしら?
意識は、そのままなくなりました。
ぽいって投げられたのも、*しりませんでした* >
[着いた先では何名かの姿]
おーおーおー、久しぶりと言うべきか。
[そんな状況でも無いのだが、つい言葉は出て。精神の竜からの謝罪にはゆるりと首を横に振る]
ひとまず無事ってところか。
だがここにずっと居るわけにも行かないな。
[ファクトリーへリアへ、と言いかけたところで火炎の竜が既に走り出していた]
…そゆことだな。
[言いながら投げられた流水の猫を視線で追った]
[恐れるのは、失うから。
どんな温もりも、安らぎも。
いつか消えてしまうから。
だからと言って、無限を分かつ選択肢は、これ以上誰かに選ばせたくはなくて。
だから、拒み続けて、拒み続ける。
律という因果に捕らわれながら]
[掛けられし雷精の声に、私は顔を上げる。
向けられるは笑みと、彼の仔らを任せられし言葉]
…ええ。
そなたも…お気をつけて。
[手の内の竜を撫でる手を見送り、私は壊れし窓辺から外へと出る。
全てを見届ける為に]
―屋上―
[安定を欠いた空は、風と嵐を呼んでもいようか、その力で呼びよせるまでもなく、遠く雷鳴の轟きが聞こえる]
ダーヴ殿、いただきますよっと!
[ポケットから取り出した、小さな機鋼の器、空に投げ上げるとその内に封じられた雷撃の力が弾ける]
[新たに襲い掛かるコードを無表情に見ていたが]
所詮器。言うても聞かぬか
……なれば、このまま消滅せよ
[八つ首から全方位レーザー照射。まわりのことなど眼中になし]
[ケーブルの次に、ドロイド。
ドロイドの腕に短剣を突き立ててみたが、今度は何も起こらず]
……ライデンのけち!
[ドロイドは、痛がる素振りも見せず、腕を振り上げ追撃の構えを見せる。
それを見て、嫌な気分というより少し悲しくなった。
ドロイドの腕が叩き付けられるのと同時に、跳躍。(天井に頭をぶつけた)
頭と思われる部分に飛び乗り、短剣を叩き込んだ。瞬間、短剣は槍に。差し貫く]
……あ、おでこの人。
[感慨に耽る間も無く、駆けてくる一団]
炎竜殿、何かお急ぎか――?
…って、パス!?パスっすか!?
[ヒラリと手を挙げた後、パスって!
ひょいっと放り投げられた白猫を慌てて受け取る。
…落としはしなかったものの。流石に吃驚。
暫し呆然と炎竜を見やった後、
手の中の猫へと視線を向ける。どうやら、意識は無いようで。
ゆるりと、その身体を撫でてやる]
…やぁ、月闇の歌姫。ご機嫌麗しゅう。
――陽光の君も。
[疾風の腕の中で起きた相手に気付いて、小さく笑う。
……少し、不安が過ぎった。]
[何かの呟き。何を呟いたかまでは分からなかったが、どこから聞こえたのかは理解した]
んお、目ぇ覚めたか?
[腕の中の人物。それを見下ろし声をかけた]
ありがとう。
[小さく微笑みそう声に紡ぐ。
人姿を取っている時とは流石に違う響きだけれど]
ユリアンさんも、気をつけて。
[頭を撫でられれば少しだけ目を細めて。
手を振る…つもりで小さくパサリと翼を動かした。
窓から出てゆく姿を見送り。
戻した視線は、機鋼竜が心に向くか]
…私は今のを支えるだけで精一杯。
よろしくお願いします。
……奪われたからね。
[身を低くして、][右の手を地に触れた。]
" kbjcqh, p#bq, KQ. "
[干渉][再構築]
[隆起した大地が幾本もの太い槍と化して]
[光の鎖の行く手を遮り]
[その先に在る時空の竜へと伸びる]
[成果を見届ける間もなく、]
[地を蹴り横へと飛んで]
[脇から距離を詰める]
[流れ弾のレーザーを鏡で弾き]
少しは周りに気を使ってほしいところですね・・・。
そもそも協力されていたのでしょう?
…?
[のそりと起き上がる。
腕の中のミリィは居ず。
壁に設置されたモニタに、最近良く見る面子の顔がうつっていた。]
[固まる陽精は取り敢えず状況把握に勤め。
やや二拍ほど置いてから呟く小さな声]
……降ろせ。
[イレーネのほうをちらりとみたがすぐにうつむく。
今のところだれとも視線を合わせる様子はなく]
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