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< 白い粉を体にくっつけて、とうぜん青い布にも――赤い血はぱたりとおちて、小麦粉を濡らしました。
すこし困ってしまった猫は、そこから飛び降りて(足を落としたとき、すごく痛かったです)、そこでぷるぷると体をふるいます。
白い粉がとびちって、猫、せきこみました。
それから人の姿になって >
……手当てしないと、駄目かな。
< 左の腕の青い布を外して、心臓より高く、持ち上げました。 >
……アーベル、どうしたんだろう。
< 猫は小さく口にしました。
こなっぽくて、あんまりいい気分ではありませんし、ここに火がついたら、危険ですが……そんなの、猫は知ったことじゃありません。
食料庫の外にでて、すぐに扉をしめました。
ふんじんばくはつ なんて、しりません。 >
−南東部:海岸−
[戯れるような波]
[彼の足に触れては引く]
[影輝の精のちからによってか、]
[海は穏やかだった。]
[断続的な波の音]
[子守唄か][ノイズか]
[揺らぐ海面]
[映り込む彼の姿]
[*その表情は沓として知れず*]
―…→ファクトリーエリア―
< そこにあるって、認識したその場所に、猫はむかいました。
扉が、あいていました。
そして、リディがいたので、思わず声をかけます。 >
……リディ?
< アーベルと話していたのを、猫は知りません。
ただ、なんでここにいるんだろうって、しかもなんだか転んだみたいにいるんだろうって思いました。
左の手をあげたかっこうだから、ちょっとまぬけかもしれません。 >
―廃棄エリア・未開発区画―
[黒猫を通常階に残して、飼い主は。
金属の床の上に転がる(というか落ちてきたそのまま今も目覚めないのだが)
呼吸はあるので、生きていることはわかっただろうけれど、瞼閉じて横たわるその表情はやや幼く*見えた*]
―ファクトリーエリア―
猫さん……。
[事実、転んだみたいな格好だったのでもそもそと起き上がって、スカートの裾をはたいた]
アーベル知らない?
どっか行っちゃったみたいなんだけど。
[ねえ、と竜に声を掛けたが、黙して何も応えない]
―ファクトリーエリア―
< 一歩、中に入ると、じくじくと痛むきずあとから、あたらしい血が流れました。腕まで伝っていますが、そのうち治るだろうと、特別気にもしていません。 >
アーベルが、どこかに?
……どこに、いったんだろう。
< そして機鋼の竜に声をかけるリディをみて、そちらに近づきます。そっと、血のながれていないほうの手をのばして、 >
……教えてくれない、かな。
< 少し、かんがえるように、いいました。 >
―ファクトリーエリア―
[竜は、自身が死骸であるかのように微動だにしない]
……くれないみたいね。
それと
[キッとエーリッヒを睨み]
猫さん、反対の手!
―ファクトリーエリア―
そう、だね。
< 動かない竜に、触れた手。
そっと撫でて――リディの剣幕に、猫はたじたじ。 >
ええと。
これは、だいじょうぶ、だよ。
……ここ、来るために、やった、だけだから。
< 流水のちからが、とても強くて、猫の血はまだ止まりそうにありませんけれど。 >
―ファクトリーエリア―
[無機質な空間に、血の流れる匂いが漂う]
だーめ。
血をずっと出してるとね、体力を消耗するんだから!
命を零しちゃってるようなもんだよ!
[リディ自身の手を差し出し、手を出せ、と催促する]
―ファクトリーエリア―
だけど、リディには、
この前も、なおして、もらったし……
< かの女が、自分の命も、わけあたえるというのを、知っていたら、もっとひどい反対だったでしょうけれど、猫はそれを知りません。
首を振って、手を、かの女から遠ざけようとしました。 >
―ファクトリーエリア―
自分で?
[いよいよ目を釣り上げ、出した手でエーリッヒの服を掴もうとして、同時に反対の手を振り上げ]
[びんた]
―ファクトリーエリア―
< スパーンって、綺麗な手の動きでした。
猫、服をつかまれて、困った顔をして、リディを見ました。 >
……ごめん。
ここに
< この部屋に、と、言いなおして >
来たかった、から。
……こないと、きっと、悲しいことが、またおきるような、気がして。
ないてた、し。
これが、あると、入れなくって。
痛かった、から。だから……
ごめん。
< かなしそうなリディの頭に、機鋼竜にふれていたほうの、右の手をはずして、触れさせましょうか。 >
< そっとかの女の、そうとは知りませんけれど、母親ゆずりの髪をなでて >
うん。
……でも、だから、だいじょうぶ、だよ。
< ちいさく、笑顔を作ります。 >
本当に、ごめん。
心配、かけて。
それに、かなしく、させちゃって、ごめん……
わかった。
痛かったら、いうね。
< 温かい手でした。
猫はきゅっと、その包み込んでくれる、自分より小さな手をにぎりました。
左の手がいたいのよりも、ほんとうは、たいせつな“しるし”を拒否してしまったことで、胸の中がいちばん痛かったのですけれど、そうやっていると、落ち着いていく気がしました。 >
アーベル、どう、したんだろうね。どこに、いったんだろう。
[握り返して来る手に、少しだけ力を篭めた]
何処行ったのかな。
多分、上だと思うんだけど……。
わかんないわかんないって、アイツもう、何言ってるかわかんないのはこっちだよ。
そっか、猫さんは寝てたのかな。
[エーリッヒが猫としてアーベルに抱かれていた間の事を話す]
< あたたかくて、猫はほっとします。まだ血のにおいは消えませんけれど。
それから、話を聞いて、猫は、上を見ました。この上にいるっていうことはないでしょうけれど。 >
……アーベルは、なんにも、わからない、んだと、思う。
こわいとかも、わからないって、言ってた、から。
わかり、たい、のかな。
< 呟いて >
でも、いそぐこと、ないのに。
急ぐこと無いってもし判ってても
でも欲しいんでしょ。
[苦笑。身に覚えのないことではない]
それに、判ったらいけないっておかしいよね。
一体誰がそんなこと……。
[機鋼竜に視線を向けて、考える]
……そう、なの?
< 猫は与えられるばかりだったので、その気持ちはわかりません。 >
わかったら、いけない。
誰かに、いわれたのかな。
……たいせつな、人、かな?
[そんなもんだよ、と笑った]
大切な人?
アイツにそんなの居るとは思えないけど。
大切な人に言われたからキッチリ守ってるって事?
そう、なんだ。
…ちがう、かな?
それじゃあ、思い出したく、ないのかな。
でも、いけないって。
何か、言われたことが、あるのかな。
大切、な人、じゃなくても。
……でも、たいせつな人、いると思えないって、ことも、ないと、思う。
思い出したく無いのかもね。
思い出せないとか。
でも、何訊いてもどうせわかんないって答えるから分かんないよ。
うーん。
猫さんにはええと、その、大切な人とか居るの?
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