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ん、強い子だっ!
[聞こえた返事に振り返らずにこう返し、先を目指す。
前方に見える、微かな光。
良く知る気配と、遠くて近い『力』。
それらが、そこから感じられて]
……銀月の気配……?
エリィかっ!?
[ 口元に奇妙な笑みを浮かべる。]
失いたくないから、何も持たない。
きっとそれと同じです、エリカ殿。
世界にとって、少し劇薬なだけです。
[ 視線は男へと向ける。]
カルロス殿の世界とは何でしょうか。
貴方のセナカにある羽根。
それが、真理だとしたら。
この世界は貴方にとって意味あるものでしょうか?
[ 抽象的な言葉を羅列する。]
[前方の紫が、揺れる。その彼方に視える、力。軋む身体に]
……だめ、もう少し、だから……
落ちちゃ、だめ……
[ぴぃ、と鳴く声に力をもらい、白い翼は前へ飛ぶ]
―――いたかっ!
[木々の間、人の集まる空間に飛び込む。
他に目もくれず、睨む視線はまっすぐロザリンドへと。]
………やはり、な。味な真似をしてくれる。
[言葉とは裏腹に唸り声を上げる。]
[向けられた視線に浮かべるのは、酷く空虚な笑み]
うん?俺の…世界?
ははッ…。俺の世界の意味なんて、もう今更無いんじゃないかな。
だって、もう、
[顔を伏せ、自身の胸を掴む]
此処がからっぽなんだ。
―――――…。
[ 気配がまた近付いてきている。]
どうしましょうか。
[ 虚に問いかける。
返事はなかった。]
こういう時は静かなんですね。
いつもは煩く喚くくせに。
[ 拳に力が入る。]
力を貸しなさいな、ゼンブコワスなら――――。
[ エリカの言葉には笑みで返す。]
―――――…。
よく効くお薬は、苦いって言いますからね。
[ クスクスと嗤ってみる。
もう、バレているし隠す必要もないのだろう。]
おや、鷹の目殿。
お久しぶりですね。
[ 正味1日も時間は経っていないだろうが。]
[スティーヴに僅かに遅れ、場に飛び込む。
ちらり、背後のオーフェンに視線を向けた後]
エリィっ!
[真っ先に名を呼んだのは、護ると定めた者の一人]
[ 男の言葉に蔑むような視線で見遣る。]
そうですか。
やはり、お可哀想なお方ですね。
[ 人の事を言えたものでもないか。]
堕天尸にお会いしたかったなら良かったですね。
もう、誰がそうなのか理解されているのでしょう?
[にがいくすりはきらい。
そう呟きかけたが、意図は違うと知るゆえ、口にせず。
何より――]
……フィオーラ?
[名を呼ばれて、身を竦ませた。
けれど、声がしたのとは、逆の方向へ、一歩]
いた……
……ロザりん、さん……っ!?
[三人の姿を見つけ、白は大きく羽ばたいて速度を落とす。目に飛び込んできたロザリーの顔に浮かぶ邪悪な笑みに、瞬く]
[竦む様子に、刹那、きょとりとするものの]
っとに……。
床に転がって寝てる子があるか。
あんな寝方じゃ、節々痛めちまうだろうに。
[かける言葉は、ごく何気ない日常の話題。
口調には、無事である事への安堵が込められて。
それから、視線はロザリーの方へと向けられる]
しかしまあ……お嬢様が『堕天尸』とは、さすがに思いもよらなかったねぇ。
[ゆるりとした視線で、新たに現れた人々を眺める]
…あーやはこんなにエリカちゃんを心配してるのに。
もったいないな。
そういうの、全部気に止めない世界にいるなんて。
[眺める視線の中、最後映った、エリカに向け呟く]
[鼻に皺が寄せ、嗤うロザリンドを睨み付けた。
翼を苛立たしげに鳴らす。]
……そうだな、一日無駄にした様だ。
[ロザリンドの背に翼はない。油断なく距離を測る。
追いついてきたオーフェンの声を背で聞き、目を眇めた。]
[ 人がかなり集まった様子に、ケラケラ嗤い続ける。]
嗚呼…弱りましたね…。
もう少し、姿を隠せると思ったのですが…。
[ 背中の羽根を大きく広げるも、その色は金に輝く。]
さて、私にできることは。
多少無理してでもこの場を乗り切ることですね。
荒っぽいのは嫌いなのですが。
[ 綺麗な笑顔を浮かべて、小首をかしげる。]
[久しくされていなかった、呼び名。
瞬きと共に、そちらに視線を投げて]
……アタシも、バカだが。
アンタも大概……だね。
[呟きは、届くか届かないか。
届いたとて、意味をなせるとは、少し、思い難かったが]
……、
[ふる、と小さく首を振った。
何に対してか、不確かに。
或いは、何に対しても、拒絶するように。
淡い金は、以前よりもひかりを失って]
……乗り切られても、アタシとしちゃ困るんだが。
アンタに乗り切られる、って事は、色々と崩れちまう事になるから、ね。
[翼を広げるロザリーの動きを伺いつつ、手に集わせるのは、紫星の力。
立ち位置は自然、エリカやオーフェンをいつでも護りに駆けられる位置へと定められ]
可哀相だと言われても、ね。
俺が、そんな風に言ってほしいのはロザリーちゃんじゃないし。
[顔を上げて浮かべるのは、やはり笑み]
どうだろう?ロザリーちゃんが俺の願いを聞いてくれるかは別だろうしねぇ。
[広げられた金の翼を眩しげに眺める]
……うそ、だ……よ?
ロザりんさん、何……で?
羽根、だって……綺麗、だよ?
[金に輝く翼を見ながら、ばさりと翼を羽ばたかせ、近づこうと]
――――――…。
[ 虚が蠢く。
この身体は求める破壊のためのツールでしかない。]
――――……。
カワイソウハ…
オジョウサマ…プキャ…プキャキャ……
[ そんなこと知っている。
けれど、それでも破壊を望む。
虚とある限り、1人じゃない――――。
縋っていることに、虫唾が走る。]
[懐に手を入れ、鏃羽根に触れる。
堕天尸に効くとも思えなかったが、ないよりはマシだろうと。]
………逃がさん。
お前を封じて、皆を解放する。
[握った所で、一つだけ違う感触が太い指先に伝わった。
目を眇め狙いを計りつつ、後へ声を投げる。]
オーフェン、どうだ?
[白の羽根の持ち主に問う。]
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