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[サキへ土気を送りながら、どないしたもんかと思考にふける。
マリーも五神の一、玄武。欠けて欲しくなどないのだが]
ヒサタんから妖魔ひっぺがせたら、マリりんも目ぇ覚める思うんやけど…今、封じまで出来る余裕どこにもないやんなあ。
と、なるとココは早う守護の要のサッキーに回復してもらわんと。
せっかく捕えたんに陣から逃がせんし暴れられても困るもんな。
[よもや別の意味で恐ろしい脱走計画進行中とか知りません。
で、ホンマに倒れるまで土気送って、ばったりしたんは御愛嬌]
ぅうー、さっすがにきっついわー。
栄養補給して、まーた外で転がっとこうかな、うん。
[眼鏡ないせいだけやなく視界ぐるぐるしながら部屋を出る。
廊下の壁伝いに辿りついたんは、さっきまでおったリビング]
タマキちゃー…あれ、おらへん?
えっと、悪いけど勝手に貰うで。かんにんなー。
[冷めた紅茶継ぎ足し、お茶菓子という名の『甘』をひたすら補給。
リビングに誰も居なかったのは、友人同士の戦いの勝敗がついたからやもしれません。なんてったって金剋木。タマキちゃん以上にアズマんのお目付け役に相応しいんはいませんから。
え、おケイはん?
手当て準備して麒麟にバトンタッチした後の消息は知りませんが、お小言タイム確定なんやないかなと黄龍知識参照で予測しましたが、何か?]
[ちょいと元気出たところで、割り当てられた部屋に戻る。包帯解いたり、薬拭き取ったり、着替えたりなんだり。
残念ながら元のTシャツとジーンズは発見できずに、以下略]
…せめてこう、ひらひら付いてへんかったらなー。
サッキー起きたら直談判しよ。
[サキは腹部貫通の傷なんで、ケイコと同じく浴衣にされてました。
ちょっと、いや、かなり羨ましかったんは内緒です。
まあ、そんなこんなで草原再び。
また呆れられるんもアレなんで、タオルケットと枕も*ばっちり*]
/*
ミックんは友人が妖魔に飲まれた過去があると見た!
(それで堕ちたり何だりで麒麟泣かせたと。やっぱ婚約者ルート?)
で、人付き合い避けてたんに、うちの出現で変化が生まれたかもと会長さんがガン付けしてたんやろなー。
黄龍は変化司るし、そもタマキちゃんの側におったしで、ミックんとの関わり加算して黄龍来た気がしてならへんわ。
何と言う予定調和。
…妖魔希望してたら美味しかったな!!! [←中の猫が鬼だ]
……っ。
[どん、と大きな音がした後、その直後のことはあんまり覚えていなくて。
ただ、気がつくと大朱雀はもう手になくて、背に白い三対もなく。
自分はただ呆然とした顔をして、目の前に転がる悠悟を見ていた。
自分の左の手を、僅かに握る。
重く、確かに遺る感覚。
小さく息を吐き出す]
これで…気は、すんだのか。お前は。
[久しぶりに、フードをかぶっていない姿を見たなと、ぼんやり思う。
レッドだの、ブラックだの。
大体どういう意味合いなのかは、わかるのだけれど、そのまま答えるのも腹立たしくて]
馬鹿か。
[昔だったら、イエローがいい、なんて答えたのだろうか。
昔の、同じ目線の高さで立っていた頃の自分は。
楽しかった、そう呟く声。
苛立つように、ただ、睨むのみ]
[壊れたかったのか、壊したかったのか。
何を、そうしたかったのかは聞けずじまい。
だって、彼はそれきり口を閉ざしてしまったので。
闇色の羽が消えていくのはまるで明るく光らない蛍が消えるようで]
…ったく、本当、何でどいつもこいつも、こんなに
[馬鹿なんだ。
そこまでは音にはならなかったんだけれど。
とにかく、ここに放置していくわけにいかず、自転車で運ぶにも限界がある。
そう思いながら自転車のほうに向けた視界に、ひとひらの赤]
…?
[どこかで見た覚えのある色の羽根。
少なくとも、それは自分のものではない。
転がっている悠悟のものではないことも確か]
…。
[足を屈め、手をのばして拾い上げる。
確かな、赤。
拾い上げて、月にかざして、それでもなお──赤]
[とりあえず、もう、何もかもが面倒で。
自転車は明日取りにくればいい。
赤い羽根のことは後で考えればいい。
とりあえず、この馬鹿をどうにかせねば、と]
………世話の焼けるやつ。
[ため息一つついて、悠悟を昨日の久鷹同様米俵よろしく担ぎ上げると小さく言葉を呟く。
背に三対の白炎、それは簡単に言うなら気球の原理。
強い熱は体を上に持ち上げて、なるべく人の視界に収まらぬように高い高い空を飛ぶ。
目指すは、屋上]
−→屋上−
[とん、と靴の裏が軽い音を立てる。
少しでも高度を落とさないように必死だったせいか、半ば放り投げるように悠悟をおろすと、大きくため息をつく]
…ったく、重いんだよ…!!
[男とは総じて筋肉であることが多い生き物だからして。
じ、と少しだけ見下ろしたあと]
…後は、どうにかしてもらえ…。
[ぐったりと疲れたように一つつぶやき。
かといって運動公園までまた飛んでいくのも面倒ではあるのだが、律儀に戻って自転車を回収し。
自宅に戻ってベッドに身を投げ出せば、心底疲れたといわんばかりの勢い。
それこそ、死んでるんじゃないかと思うぐらい*ぐっすり*]
[麒麟、璃佳の言葉に戸惑うも、その気遣いは察してか、ありがとう、と微笑んで。
霊亀の部屋を出、火気を辿って鳳凰の元へ向かおうとするも]
「…………」
[不意に、陣に近づいた気配に、歩みを止める。
一つは火気。もう一つは──]
「翠麟、いらっしゃい」
[短い言葉に応じて現れた、ふわふわちま麒麟を伴い、陣の外へと向かう]
[『隔離の陣』の入り口付近。
ふわりと散ったのは紅──ではなく、翠の光。
現れたのは、手に五色の輪のついた銀の錫杖を持ち、ふわふわした毛玉の如き翠のちま麒麟を連れた生徒会長──『麒麟』の拠り代]
「……あらまぁ」
[屋上の上、放り出されたよな姿に短く声を上げ、ちま麒麟を振り返る。
ちま麒麟、きゅい、と一鳴き身を震わせ、その大きさを変える。
どうやら、一時的に成体を取れるらしい。この辺り、鳳凰の使い魔よりも優秀やも。
ともあれ、成長した翠麟に身を屈ませ、手にした錫を揺らして『音』を鳴らす。
それに呼応したのは、僅かな砂地に根を張る植物。
ささやかな緑は急激に成長し、我妻を翠麟の背へと押し上げる。
再度鳴る、『音』。込められるのは労いの響き。
それに応じるように再び元の大きさに戻る植物の姿を見届けると、沙耶香は再び、*陣の内へ*]
[陣の内へ戻り、建物の中へと我妻を運ぶ。
一通り、傷の手当てだけは施して、個室の一つに寝かせておく。
言うまでもなく、無理に動けば痛い状態です]
「……こちらは、応龍に任せた方が良さそうですね」
[そんな事を呟きつつ、部屋を出る。
応龍には、意識の上で我妻の事を伝え。
それから、元のちまに戻った翠麟を伴い、*鳳凰の元へと*]
/*
取りあえず、駆け足で搬入完了。
>>+5
そこらは何とかなるんじゃないかな!
天魔組の設定がわからんので、『力を抑えて封じる』という基礎以外はフレキシブルにできるようにしてあるし。
(別名:いい加減)
>>+10
ほんとに潜ってるんですかとΣ
回収必要なら、翠麟辺りを向かわせて問題ないですよ、と。
/*
おや、丁度覗いて我妻君を如何しようかと考えていたら。
鳳凰殿、麒麟殿に感謝です。
あと璃佳も、動かし有難う御座います。
これで存分に我妻君を苛…、いえ、お構い出来(ry
そういえば、翠麟の成体って、どれ位の大きさなのでしょう。
ずっと気になっていた件。
/*
お、運搬お疲れさん。
なんや振ったネタ拾うてもろうておおきに!
タマキちゃんも勝手に使うてゴメンなー。
アズマんのお目覚めに是非とも居合わせてもらいたくてなあ。
/*
いいえ、むしろ助かりました。
居合わせるつもりだったのですが、昼間までは覗けそうになかったので
半ば諦めるつもりだったのですよ。ありがとうございます(なで)
おかげさまで、存分に弄れそうで(にこり。)
/*
うん、タマキちゃんにまかせるんよ。
うちやと相克負けるから弄られへんの(撫でられて、えへー)
青春の殴り愛やなく話し合いばーじょん、楽しみにしてるなー。
(他意なくにこにこ)
/*
相克で負けてしまうとなると、確かに弄れませんねぇ。
――まぁ、相手が相馬君(火剋金)でも、弄る自信は御座いますが。
[お前だけです。]
楽しみにして頂いているとなると、
これは是非期待に応えなければ成りませんねぇ。
(にこにこ。他意有りまくりでにこにこ。)
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