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ああ。
気脈への過剰な干渉を避けるべく、厳重な『封』を施す事、が絶対条件になるだろうが。
『天帝』の方には、俺から話をしとく。
[ここまでは静かに言って。
次の瞬間には、はあ、と大げさなため息、一つ]
……あそこまでやられて、そんでダメとか言えるほど、俺、冷血なつもりはないってーの。
[続いた言葉は、いつもと変わらぬ口調に戻っていた]
ラスボスまで辿り着けもしませんでしたよ、と。
残念無念――
[ けらり、笑う。
何処か、今の眼に似た、空虚さを帯びたもの。
金に触れる手へと、己の手を伸ばす。
見えずとも、視て ]
そりゃ、失敬。
賑やかにしてもいいんだけど?
[ 痛みを訴える身体も、属する木の力も、
止めておけと警鐘を鳴らしてはいるのだけれど。
敢えて、そう、言葉を発した ]
その姿でその呼び方も違和感あるぞ。なんか威厳がない
[でも眼鏡とっていた際。君付けでよばれたときは一致したなぁとは思うが]
……ぁ。五十嵐先輩…具合どうですか?
[何かやってるのを見て少しだけ場所を置きつつ気づく
余所見したときに気づいたらしい]
[璃佳=ドでっかいトカゲもどきなんで、動きはそう早くはないですが、流石に尻尾つかまれて額叩くんには抵抗しました。
てか、でかくて重いし、そこまで柔軟性ないですがな]
なにすんねん、あほー。潰されたいんか。
[つーわけでイイ音がしたんはデコやなく地面でした。届かんわ。
まあ尻尾は痛かったらしく、地面撫でてますが]
ったく、アンタ借りにも捕まったんやないの。
沙汰あるまで大人しゅうしときーな。
コッチは色々大変やねんから。
あ、キョウヤん、悪いけどこのアホ抑えといて。
マジ急いで土気溜めときたいねん。
何顕現しちゃってるんですかと。
[一番最初にやらかしたのはお前です]
ああ、キョウヤ君。
私はもう大丈夫。
身体はまだ痛いけれど、リカちゃんにも助けてもらったしね。
[そこのおにーさんと同じことをやったと言えば言えますか]
朱雀に倒れているようじゃ、攻略なんて夢のまた夢ですよ。
此処でゲームオーバーで、善かったんじゃないですか。
[痛い目見る前に。そう言ってくつりと笑う。
触れる手には、気に留めた様子も見せず――しかし
告げられる言葉に、空虚の奥を見据えて。ゆるりと、一度瞬いた。]
――出来るのですか。
…貴方に?
[僅かに細めた瞳の奥は、何処か冷ややかに。
ニィ、と。口の端が、歪む。]
[相手より齎された言葉に、伝う雰囲気は柔らかなものへと変わる]
『…感謝する。
これで寄り代も安堵することだろう』
[その言葉は『霊亀』自身も喜ぶ雰囲気が含まれ。礼を言うように亀の頭が深々と垂れた]
……あれ? 何でうちこないなってんの?
[キョウヤの指摘で、気付きました。今更]
威厳なんかないわ、まだ15やで。黄龍は完全に寝とるし。
しっかし、しまったなー。白虎と並んでお説教くらうんか。ややなー。
[一人食らうよりマシですが]
…て、おケイはんも来てたんや。具合どないー?
あ、土行誘唱で呼び込む?
神宮司先輩のでも疲れたってことだよね、それ。
[まさか目の前の二人が問答無用起こしたなんて知りませんから。
土気を貯めたいというリカに向かって尋ねた]
へ?
ああ、会長のお説教まだ食らってないな、私は。
[思い出してちょっと遠い目になりつつ。
こちらの変化はそれこそ意識繋ぐのも危ない場面でしたから、記憶に残っていないのです]
随分と楽にはなったよ。完全復活、とはいかないけどね。
[肩を竦めた]
いや、抑えるたってなぁ。いや、その姿で厳かに喋ったらいいらしいぞ。五神の頭なんだし。
まあとりあえず…久鷹。ご老公ぼこるために頭数必要だからとりあえず待ってみれ
[理由は知らんがとりあえず共通の目的そうなものを出汁にしていってみつつ啓子に]
それはよかったです。……って。幸貴に何が?
[キョウヤへの返事からケイコは大丈夫と判断する。
が、告げられた言葉に瞼が上下に一度閉じて開いた]
土行誘唱…ああ、なるほどやね。お願いできるかなあ?
サッキーに根こそぎ渡したんやけど、まだまだ足らへんねん。
[鎌首を傾げる巨大髭トカゲもどき。可愛いって言えたらマニアです]
[頭を下げる様子に、苦笑して]
感謝はいいから、ちゃんと回復してくれ。
天魔は抑えたから、表の『封護の陣』は解いても問題ないんだが。
……その関係で、今度は俺が消耗しそうなんでな。
[今の今まで忘れていたというか、意識に置いていなかったが。
現在、結界とは半融合の状態。
これを解除するという事は……と、思うと、多少、頭がいたかったりもする]
[デコかと思ったが、ギリギrで地面に直撃してしまい、チ……と舌を打った。
尻尾を地面で撫でている黄龍をジト目で眺めていると、リカから、なにやら苦言らしき言葉が]
……何も考えずに本能だけで行動するデボチンには、肉体的教育が一番効果的。
[どうやら、天界の力を何だかんだと自分の目的のために、事態収拾を行ったことを、認める気はないらしい。もう一発マリーの分を仕返ししようかと思っていたところに、ケイコがやってきた。
片手を挙げて挨拶をした]
……今回の作戦では、生徒会長の従兄弟ではなくて、生徒会長に人間爆弾をお見舞いする事。弾は今確保した。
[指差した先には、リカが座っていたりする]
[まだあのお小言の威力を知らんケイコをちょっとだけ羨ましく思いました。が、教えるより実地体験やし、それどころやないしでスルー]
したら、遠慮のう頼むわ。
せめて人の姿に戻れんと屋内入られへんもん。
[ケイコに手を貸してもらうよう頼み、キョウヤに瞳孔を細める]
……まあ、そこらへんの忠告は後でな。
サッキーは…マリりんに手酷くやられて、昏睡中やから。
…マリィがさ、どうもまだ捕らわれてるみたいで。
詳しいことは私も分からないんだけど。
[チラリと見るのはヒサタカの方]
……神宮司先輩、そのマリィを抑えようとして。
怪我してきちゃってて、ね。
[フゥ、と息を吐く。
トカゲモドキの微妙な仕草には苦笑しつつ頷いて。
流石に可愛いと心から言えるものではなかったようです]
一声、祈願。
[独特の響きを伴った声は土を盛り上がらせ、小さな土山を築きあげる。…近くに居たヒト、巻き込まれる前に逃げてね?]
ゲームオーバーにも、中途半端な感じだけどな。
[ 右手でタマキの手首を掴みながら、右膝を立てる。
体重を其方へと傾けて、身を僅か浮かせた ]
まあ。
無理してみたい御年頃?
――足りないんでね、
[ 言葉を言い切ったか否かの瞬間。
掴んだ手を己から見て左側へと引き寄せると同時、
左は相手の胸を目掛け掌底を放つ ]
[やから璃佳が黄龍に変わってるんですが。使い魔使えないよ五神]
わかった、後で教育的指導でボコったるから今はちょう待て。
ってか、さり気にナニおっそろしーコト言っとんねん!
うち完全に相克やしそれ以前の問題やから関係ないどー!
[巨大トカゲもどき、思いっきりヒサタカから身を引きました。
触らぬなんとかに祟りなしっぽく]
『そうだな…まずは回復に努めるとしよう。
汝が補助を命じられておるのに、いつまでも休んでは居られない。
汝が倒れる前には目覚めるよう、寄り代の回復を援けてくる』
[亀の頭が上下に揺れ]
『一番大変な状況にあろうが、頑張っておくれ。
麒麟の寄り代が心配する故、無理無謀は避けて欲しいが』
[そんな言葉を残し、亀は遅々とした歩みを始めた。長い時間をかけて、ようやく一つ目の角を曲がるのが、鳳凰には見えたこと*だろう*]
…まだ昏睡したまま、か。
[館の方を一瞬振り返るが]
は?
生徒会長に手を出すゥ!?
[お小言の威力は知らなくても。
それなりに色々交友幅があると危険は教えられてるようです。
信じられない、というようにヒサタカを、そしてリカを見た]
/*
そんな、わかりにくい書き方したかなー。
他の2人には伝わってるっぽいねんけど。
もうちょっと判りやすく書いとけば良かったな。うん。
………そか……ってことは璃佳は幸貴に力渡してたんか。あんがと。
[啓子と璃佳から幸貴のことを聞いてひっそりと眉をひそめ]
久鷹。俺抜けてもここに二人居るしいいよな。ちといってくる。
[なんていって、啓子が作る土山に巻き込まれないようにしつつも、*家屋のほうへ向かった*]
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