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[気の流れを辿り、読み解く。
陣を張る際に力をかけすぎたのはどこか、どこを律して、正しき形となすか。
そんな事を考えていた所に感じたのは──火気の近づく気配]
お、と。
[緩く、瞬き、陣への干渉を中断して。
階段の方を振り返る]
─家屋・宛がわれた個室─
[静寂なる部屋に響くノック音。しかし返す声は発されず。静かに部屋に入って来た人物の気配にも気付くことが出来ずに幸貴は眠り続けている。着替えさせられた浴衣姿、蒼白な顔に白いそれは嫌に映えて。寝返り等の身動ぎもしない様子は陰鬱な雰囲気を漂わせた]
[長い長い時間をかけて。廊下を歩いてきたそれは、幸貴の部屋の前で立ち止まる。誰も居らぬなら無理矢理扉を開けようとしただろうが、気配を察するとその扉を頭突き、ノックを行う]
――っはは、全くですね。
[相手の言葉に、一度、眼を見開いて。
一度眼を細める。くつりと喉を鳴らした。――嗚呼、]
…その通りです。
「天魔」が天魔である以上、本人が望もうが望むまいが、
――「気脈を乱す存在」なのは変わらない。
友人、知人? …例外なんて、ある筈もないのですがね。
[甘い人たちばかりですよ。 楽しげに、嗤う。
彼らに比べたら、よもや同じ四瑞とは思えない言葉だろう。
…尤も、そう言われた所で、彼には痛くも痒くも無いが。
向けられる闇に、薄く眼を細める。
楽しげに、しかし何処か気だるげに視線を向けた。]
…もちろん、貴方もです。
少々、骨が折れそうなのが――面倒ですが。
[「救う」という大層な事をするつもりなんざ、有りはしないが。
徹底的にするには、少々厄介であるのは、事実だった。
天魔以外を屠る趣味は無いし、上が煩いし。
――何より、これでもこの友人は気に入っているのだし。
続く問いには、小さく肩を竦めつつ。]
完璧にとは言えませんが、一応は。
[ぎ、と軽く扉を軋ませて朱から紫の滲み始める空へと続く場所へ。
階段を上がるたびにひしひしと感じていた気配を見つけて、ものすごく嫌そうにため息をついた。
自分が放り投げた姿は屋上にはぱっと見当たらないようだったのでどこかへ運ばれたのだとなんとなく想像がついた]
いや、全部を分かれっていうんじゃなくて。
[どうしてこのクラスメイトとは微妙にすれ違うことが多いのか。まあ、それでも気にはなる相手(恋愛感情に非ず)なのですが]
………。
知らないケド。
さっき、結界が微妙に揺れてた、かな?
[物凄く頼りなさ気にだが。
サキ以外の誰かが連れてこられた気はする、と]
…見に行くなら一緒に行く。
[身動きもせず、顔色も悪い。死んでいるのではないかと心配になっているが、呼吸は行われている。己の属性では何もできない…どころか陰の関係であることに苛立ちすら感じていたが]
ん?
[ノック音。まさか頭突きが行われてるなんて知りはしないが。そっと立ち上がり、扉を開ける。
目線に誰も移らない。首をかしげながら探すように目を動かすと]
お…いた…ぁあっと。黒亀とかいわれてたっけか。
[現れるなりため息をつく響の様子に、何となくがじ、と頭を掻いた。
まあ、心理的には、似たようなものなのかも知れない、なんて思いも多少あるが]
……なんか、お探しですか、先輩?
[ともあれ、何にも言わないのもなんなので、軽い口調で、声をかけてみたり]
……ああ、大丈夫。コイツに操られていた時、何か小部屋みたいなところに居た。イメージだと思うが、手は繋げる。心も一緒。バッチグー……。
[どうやら、彼的にはそれで問題ないらしい]
あ……ただ、言い忘れ。こいつが無茶したのも、こんなにバタバタ怪我人出てるのも、いきなり仕掛けてきたそっち側の責だと思う。だから、一概に責められてもおかしくないんじゃないかなぁ?
[最後は、五神のケイコの心に問いかけてみた]
……リカは己の心の向くままに。許せないが、まだ理由としては許せる。だって俺と同じくエゴを貫こうとしただけだけだから。
……だから、理解はできるが感情が許せないだけ。
[ヒサタカを諌めるケイコの言葉を瞼閉じたまま、身じろぎもせずに聞く。口を挟む気はない。
近くに土吸う金が二人―――内一人のコントロールは甘いのだ。
下手に感情を揺らせば、まだ土気を身に戻すのが遅れる]
…………ホンマ、わからんよ。
なんでそこまで世界を否定するんか。
ゴハンも水も電気もその他もろもろ、自力で全部賄うんなんか無理だどー。まりりん病気なったら医者とかどーすんねん。
原始人的生活バンザイにしたって、なんかなあ。
[何か変な方向にずれました]
[開けられた扉に首を擡げる。名を呼ばれた亀は恭也を見上げ、くり、と首を傾げた]
[部屋の中へ入ろうと、亀は一歩踏み出す。しかし手のひらサイズ故にちょっとした段差も亀にとってはかなりの壁で。部屋へ上りあがろうとして、ころんと転げた。しっかりひっくり返ってしまい、両手足をおぶおぶと動かす]
[言い忘れの講釈を垂れつつ、結界が揺れたという言葉を頼りに廊下に出た]
……九尾には、アズマが連絡用にと風の印をつけていた。もし、ソレを使って虚偽をマリーに教えたとしたら?
例えば、話し合いで助けられる可能性のある俺を取っ掛かりにして、九尾の命も危ないと脅しをかければ……。もしくは両方か? 今天界側をどうにかしないと、『ヒサタカも九尾も命はないぞ』なんて話をされれば……。
[あの心優しい恋人は思いつめ、親友にさえ牙を剥くかもしれない]
別に。
朝方、バカ犬を放置しておいたから、そのあとどうなったかと思っただけ。
[相変わらず不機嫌そうな様子で口にする。
相当、目の前の元後輩に対して鬱憤がたまっているのか態度はちっともよろしくなく]
バッチグーじゃないってばさ。
[ガックリ。力が抜けました]
…ま、ね。
鵬谷達だけの責任とは言わないよ。
私も急ぎすぎたというか、考えなしだったというか。そこは本当に悪かったよ。事態をより混乱させちゃったとは思う。
ただ、ここまでの荒療治してくるってのは事情が…。
[一旦言葉を切り]
ううん、私は天に在るべきものじゃない。
代弁なんぞできるわけがない。
だからそこはご老公にでも聞いてくれ。
[ツッと視線を外して]
そか。それなら、まあ。
互いに思うところをぶつけあうといいんだ。単なる傷つけあいにならないレベルでね。
[扉を開けると、亀はこちらをみて首を傾げたような気がする。あの翠の毛玉やご老公の鳥と同じようなものだろうか。そしてあがろうとしてひっくり返ったりして、なんというほのぼのとした光景。とほんの少し和みつつ]
よくここまで歩いてきたな。
幸貴のとこまで来た…ってことか?えらいもんだ
[地にもぐれるとかその辺りは知らないわけだが、ひっくり返ったのをもう一度返すようにしてから、甲羅をもち。扉もそっと閉めて。中…とりあえず幸貴の近くにおいてみる]
[バカ犬、ってなんじゃ、と一瞬思ったものの。
ふと、従姉が陣の内に連れてきた者の事に思い当たって]
ああ……。
ここに放置されてた怪我人なら、従姉殿が保護しましたが。
手当てはした、と言ってましたし、今は応龍……宝条先輩に、付き添いを任せてるそうなんで。
大丈夫なんじゃないかと。
[そこで何が起きているかに関しては、今は意識上の接触を向けていないので、感知してはいない。らしい]
……で、ご用件はそれだけですか?
[何となく、それだけでは済まなそうな気配は感じつつ。
問う声の調子は、変わらない]
天魔も四端も結局、同じ様なもんだと思うんだがね。
[ お前を見てると、尚更、思うわ。
体勢を崩して、薄く笑みを滲ませながら、言う。
対立するもの。対立するから、在れるもの。
立場が――在り方が違うだけで、存在そのものは同質ではないのか。
全く異なるものであるというなら、
何ゆえ、彼らの力に呼応して喚び起こされたのか ]
地獄に堕ちた悪魔は決して還れぬ天界を望む――
無駄な足掻きと知りながら、赦される時を待つ。
馬鹿馬鹿しいねえ。
[ 相手の心の内は、知るまいか。
ただ、対峙する二人の纏う雰囲気は、何処となく似ていた ]
面倒なら。
やっちまえばいいじゃん、それこそ。
金剋木――だっけ?
今なら、簡単だろうさ。
[ 壁に体重を預ける。
* 視線を受ける眼は闇を抱いた碧、澱んだ色 *]
…環?
[そこで聞こえた名前にわずかに目を見張る。
小さく、息がこぼれる。
それは結果的に、自分だけが蚊帳の外にいたという事実。
三人でつるんでいたにも関わらず]
あとは…そうさな。
お前とはまともに決着がついてない気がして?
[どちらかといえばそちらのほうが重要だというニュアンスもあり。
こん、と音を立ててアイスコーヒーのパックを床の上に置き]
[部屋の中へと入れてもらい、幸貴の近くに置いてもらった亀は、恭也に向かって頭を下げる仕草。それからのそのそと幸貴へ擦り寄るように近付くと、擦り寄った場所で文字通り頭と手足を引っ込めて丸くなった]
『……幸貴、鳳凰は貴女の願いを聞き入れてくれたわ。
後はあの子達次第……』
[『霊亀』が意識下で幸貴に語りかける。それに安堵したのか。蒼白だった幸貴の顔に僅か血の気が戻る。ふるり、瞳を覆う瞼が小さく震えた]
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