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―東殿・機竜の部屋―
剣の…って。
[微かに顔色が変わる。]
本当か、それ。
[嘘は言ってないだろう、とは思うが。
エーリッヒの腕を見、軽く眉を潜めながら思うのは、現在の一振りの持ち主。
未だノーラの手に渡った事は知らないが。]
先の事は考えていない…最初から、命懸けということなのかな…
[呟く言葉は静かに事象を分析するようで、けれどその響きは哀し気に沈む]
クレメンスさんは、二人の願いを叶えてあげようと思ったんですか?
それがあなた自身の願い?
[顔色の変わったクレメンスに、オトフリートの事を案じているのだろうと思い、頷く]
剣の力がダーヴに届くのを阻もうと触れただけでこうなりましたから、本体を持っていて、それを無理に使おうとしたりすればどんなことになるか判りません。
ほんとに、揺らすものより、ずっと危険物ですね。
[最後が軽い言い方なのは、クレメンスの心配を慮ってか。単に性格の問題かも]
―東殿・機竜の部屋―
命どころか自分所の竜王懸けてるくらいだしなぁ。
[へらり。まぁどっちも命までどうのこうのするつもりはないんだろうが。]
んー?いやいや。俺の願いは別に。
あるにはあるが…まぁ、別に二の次以下でいっかなーとも思ってるしな。
[それが心の底から欲しかった時から、ずいぶん永い時が経ってしまっていて。あの頃の情熱のようなものはもう失せている。
揺らされ鮮やかに思い出したのは、夢を見た後だけ。暫くすれば、再びくすんだ琥珀の世界に変わってしまう。
欲しくないとは思わなかったが。
全てをかけてまで欲しいと思うには、遅すぎた。]
二人に協力してんのは…なんつーか。
切欠にはおいさんも何だかんだで加担しちまってるし。
今更一人知りませんとはいえないし。
何よりまぁ…分からなくないからな。
[長く渇望して、どう足掻いても叶わなかった苦い記憶。
二人を手伝うのはそれがあるからだろうと、自分なりに思っていた。]
―東殿・機竜の部屋―
あー、そっか。
[使う、に関しては若干ほっとしたような。
ベアトリーチェがあれを使う事は多分、ないだろうと…。
それでも結界にポイとかしないだろうかと、一抹の不安はあるが。]
竜王勢もロクなもん預けねぇよなぁ。
[へらり。軽い物言いには反射的に軽く返した。]
―東殿・機竜の部屋―
…さって。目が覚めたならおいさんはちと用事があるんで行くわ。
また暫くすれば戻ってくるが…無理はするなよ。
[機械の腐蝕に関しては手が出ないが。立ち上がり近づいて、手で左腕の根元に触れて、もう一度癒しを注ぎ込む。暫くの間の気休めにはなるだろうと。
そしてベアトリーチェを探しに部屋を出、辺りを探し回ることになる**]
[命竜自身の願いがどんなものなのか、それが気にならないわけではなかったが、無理に聞き出すことでもないだろうと思われた。彼が今優先しているのが、残る二人のことだと判ればそれで十分]
もし、アーベルさんやオトフリートさんと連絡がつくなら、伝えてあげてください。
もしかすると、バランスを欠いた剣は「強い願い」を感じただけで間違った方向に発動するかもしれない。
命も、竜としての在り様まで賭ける願いなら…そして追いつめられてしまった今なら、その危険はある。
[癒しを注ぎ込むクレメンスに、最後にそう告げてから]
ありがとうございます。あなたも無理はしちゃ駄目ですよ?
[僅かな懸念、彼が妙に焦っているような…しかし、それは口に出さずに、笑みを見せて見送った]
[クレメンスの足音が遠くなってから、どさり、とベッドに仰向けに倒れ込んだ]
さすがに、きっつーー
[浸食は進み、命は削られる。けれど本当に辛いのはもっと別の部分]
俺って、ほんとに未熟…
[対なる精神と生命…その願いにも、苦しみにも、少しも気付けなかったことに、深く後悔の息を吐いて]
…て!落ち込んでる場合じゃないってば!
[それでも、次の瞬間勢いをつけて、再び立ち上がる]
ええっと、とりあえずアーベルさんを見つけないと、誰かに相談…わー!誰がいいんだ?!
[なんだか色々混乱しつつ、部屋を出て歩き出す。いつものように駆け出すことは出来ないが、ただ前へ、と**]
[心司る力を持つ者が奥底に沈めて、それでも諦め切れなかった。
その意味を知る者はどれ程いるのだろう。
「最初から、命懸け」
もう一つの対であるエーリッヒの言葉は青年の覚悟を突いていた]
―中庭―
…みんなボロボロじゃんさ…。
[水鏡と化した噴水の前、歯がゆさに奥歯を噛みしめる。
いまだ力は戻らず、人の姿をとれずに中途半端な鱗姿。
感知の力は高まっているものの、反動か他の感覚は酷く鈍い。]
あれは…願いなんて叶えてくれない。
[一つになった剣は、破壊そのもの。
切り裂き断つ為だけの力。
それはまるで、己が背負い律せねばならぬ力そのものだ。]
…せめて、
[されど、触媒は手元にはない。*]
―部屋―
[意識が戻ったのは、時が大分経ってからだった。
何が起きているのかわからずに、ただぼうとあたりを見る。]
[あたたかいと思ったのは、部屋の中にいるからか]
――起きないと。
[呟いて、身を起こす。
少し背は痛んだが、足は痛みがなかった。
礼を告げようとして、しかしこえが届かぬことを思い出す。]
[精神の竜の力に満ちた部屋で、ほんの少し、苦笑した。]
[立ち上がるときに少しふらついた。
ここまで消耗していたのかと自覚して、それでも歩を進める。]
[扉の陣に、指が伸びる。]
[そっと剥がした青の鱗に、目を落として。
痛みはないけれど、動くときにぎこちのない足で、ソファに腰を下ろした。]
―結界内―
[結界内の竜は既にかなりの数になっていた。見付からないように気をつけながら、結界の印が緩んでいないかを確かめていく。闇に隠された印は見付かった形跡は無い様子だった]
……よかった。
もしも印が緩めば、何かの弾みでどうなる事か。
[呟く青年の視線が向くのは西殿内の破壊跡]
あー……あたまいてー。
[ぶつぶつ言いつつ、ごろごろ転がる]
ったく、おっちゃんがおかしな事言うから、ただでさえあたまいてーのに、妙な相乗効果出てんじゃんかよ。
[それは単なる八つ当たりでは]
/*
まあ、正確には断ち斬り、還し、正すものなんですけどな。
そして、別に無作為に不幸は撒かんぞwwwww
持ち主の不幸指数がはね上がるのは否定せんが。
[印の場所から離れ、青年はまた次の印を目指して密やかに歩く。
途中、赤の鱗に覆われた若焔の姿を見かけ、その言葉を遠く耳にしても青年が声を掛ける事はなかった]
………此処も、大丈夫。
まぁ、万一の事があっても…術を返せばいいだけ、かな。
[それは幾つめの印の確認の時だったか、青年が苦笑を零した。
禁じられた術を一番安全に他者が解く方法は術を返す事。返った術の影響は元よりも強く術者全員に及ぶけれど、元々かかわりの薄めなクレメンスは元より今のオティーリエにも死ぬ程の反動は向かないと判断する。
現に青年は月闇の竜の目覚めは気付けない。それは彼女への結界の――…禁呪の影響が弱まったという事の証明だった]
[青い鱗を、そっと両のてのひらで包み、目を伏せる。]
心配をかけてしまったのでしょうね。
[自分の手の上から、口唇が軽く触れた。]
[それから、破られた服の着替えを始める。
ある程度そろえられた衣類は、とても便利なものだが]
――っ、
[少しバランスを崩して、箪笥の上に置いてあった花瓶が落ちた。]
……転がってても仕方ねーか。
そいや、中庭から外が見られるんだったっけ?
[聞いた話を思い返しつつ、立ち上がる。
枕元で物言いたげにしていたピアが、するりと肩に登ってきた]
ん、行くか。
カケラ暴れてるようなら、掃除しといた方がいいし。
[それって八つ当たり? と意識に突っ込み入ったのはスルーして、部屋を出る]
[ごろごろ転がってゆく花瓶を見て、後回し]
[そのまま着替えを手にして。
少し考えて、さらしもないかと箪笥を探る。]
/*
……つられてるんじゃろか。
最後まで性別気づかないつもりでいるんだが(お前。
や、こういうのは全員が知っちゃっても面白くないし。
だけど、その前に剣を――…必ず。
[呟きは風に消えて、再び青年は次の場所へと立ち上がる。
ふと、顔を上げるようにどこかを見たのは簡易の陣が消失する気配が血に届いたから。口元に微かな笑みが浮かび、青年はまた次の印へと歩いていく]
―西殿・二階廊下―
[とてとて。辺りを警戒しつつ、廊下を進む。
肩のピアも、一応きょろきょろり、と周囲を見回していた]
にしても……わっかんねぇの。
[その言葉を口にしたのは幾度目か。
揺らされたものの意図も、竜王の意図も。
そのどちらも理解できない――否、したくないが故に、自然それが口をつく事が増えるようで]
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