情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ブリジットの言葉に、少しだけ安堵の息を漏らした。
だが、口から漏れ出るのは、いつもの皮肉気な口調で]
今更、嘆いたところでしょうがないわぁ。
「今」という時間は、絶えず「変化」をもたらすものなのですからねぃ。
重要なのは、「これから」
何をすればいいのかということ。
ブリジット。
貴方が、騒動に協力していないというのならば、私達に協力して頂戴。
精神のを止めるために。
何をすればいいのかは……自分の中で答えは出ているでしょう?
どうしました?
[用もなく声を掛ける事は意外と少ない生命の竜へと意識の一部を割く。残りの多くは剣を奪う為に]
…そうですか、翠樹にはもう。
ならば他にオティーリエの名を知る者に…?
[呟いて機鋼の仔の具合に耳を傾ける。暫くの沈黙]
――…わかりました。
これ以上、足掻かないよう結界に送りましょう。
あの中なら事が終わるまで安静に出来るでしょうから。
[やめる、という選択肢は既に無い]
氷で出来た歯車?
[ブリジットの問いに疑問で答える]
……少なくとも、私がこの部屋に来たときには見ていないですわよ?
むしろ、そんなの触りたくもないですしねぃ。
氷で出来た歯車じゃと?
[ブリジットに言われ己の周辺を探し始める。果ては下に敷いていた毛布の下をも探すが、それらしきものは見つからず]
ぬぅ?
そのようなものは無いようじゃが…。
何か大事なものなのかの?
あーもう、足に来てるし…
[壁に縋って、ひょこりと立ち上がる]
まずいなあ…見つけるまで保たないかも。
[ためいき]
それに、怒られそーだし。
[ええ、各方面に]
―東殿・氷破の部屋―
そう、ね……。それは、大丈夫。
辛いからって、今を封じ止めて、過去に浸ろうとは思わないから。
そう、これから。これからが、大切……。
[胸の辺りに手を置いて、呟く]
もちろん。
アーベルの事に気付けなかった事もあるけれど……
きちんと、お仕置きしないといけませんから。
[ナターリエを見据え、呟いた]
―東殿・氷破の部屋―
[流水竜と老地竜、二人から見当たらないと言われれば、顔を曇らせて]
ザムエルのそれを封じている、鍵のようなものなんだけれど……
……やられたわ。アーベルに、持っていかれたみたい。
[口元に手を当てて、眉を顰めた]
片翼の。
< 縮まる距離。
顔を上げ、舞う粒子を視界に納めた。
少し、螢火に似ている >
剣を用いれば、その願いは叶うのか。
世界の理を壊して?
< 手を握ると、微かに鎖の音が鳴る。
黒布の上から触れた粒子にか、石が揺らめいた >
オティーリエの名?
ああ、ひょっとしてそれが合い言葉になってたんだな。
…他、知ってる奴居たっけか。
[ひょっとすればザムエルあたりは知りえたかもしれないが。
今老竜がもう一振りを持ちえるはずはない。
エーリッヒを結界へと、告げる言葉には頷くしかなかった。
辞める意志が無い事には、少しの間沈黙。]
…好きにするといいさ。
それが剣を得る為に必要なことなら尚のことな。
[止めようとは、思わない。]
……彼女の事も彼の事も、多くは知らないな。
オティーリエの願いと、その覚悟は聞いたが。
それを写して、願いを抱いた。
影輝王はその事を見越していたのかもしれない。
だから、剣をこちらには渡さなかった。
だが、ならどうして、連れて来たんだろうな。
何かが起こる事は予想出来ていただろうに。
< 何を願ったか。そう問われ、眼を伏せる >
一時は、影であることを願った。
一時は、己であることを願った。
今は――…
[ブリジットの威勢良い答えを聞けば]
おお。怖。
[と、おどけたように首をすくめた。
だが、続く言葉には、少しだけ表情が真剣になった]
なるほどねぃ。
短時間で封印を解けぬならば、鍵を持ち出して、ゆっくりと解く、か。
……大地の。
いつ封印が解けても良いための心構えをしておいたほうがよさそうですわよ?
何と…。
[封印の鍵。それが見当たらないと言う]
それを壊されてしまえばかけた封が解かれてしまうと言うことか?
安定欠く今それをされてしもうたらちぃと拙いかの…。
[考え込むように顎鬚を撫でる。封が解けたならば、己はその抑制に力を注がざるを得ない。それを意味する言葉だったのだが、その奥には自分でも気付かぬ操作がなされていた]
[封を解かれてしまったら「抑えられぬ」と言う植えつけられた意識が]
[紫紺の瞳に過ぎったのは、機鋼の仔の伝言による動揺だった。
この数日、記憶に刻んだだけでも彼が嘘偽りを述べる事など無いとわかる。その無機の心の動きを感じていたのだから尚更だ]
………わかっています。そう簡単に扱える代物で無い事は。
だからこそ、私は『神斬剣』を手に入れる。
属を共にするあの剣なら、力を使いこなせるかもしれないから。
[剣を一本だけでも使いこなせるなら、青年だけでなく月闇と生命の願いを叶える事も可能だからと心の奥底にある判断が浮かんでは消える。
その為の対価は、青年自身で払う覚悟はもう済んでいる]
――…えぇ、それでも。
大地殿と氷破殿の元にはありません。
ならば限られてくる。
[『聖魔剣』の所在の可能性がない所を告げて。
生命の竜から止める言葉がかからない事に、口元が微かに笑む]
……えぇ、そうします。
[感謝の言葉は無いけれど、その声は穏やかで退く事は無い]
―東殿・回廊―
……、…?
[幼子がぱたりと立ち止った。其の後ろで新緑がさわりと萎れていく。
不思議そうなその表情の先に何を捉えたか、
変わらず腕にしがみ付いたままの私は同じように視線を向け、漸く其れに気付いた。
ひょこりと拙い歩みで先を進むのは機竜殿ではなかったか。
同じ仔であれど脚の長さは仔と機竜殿では遥か違う。
しかしコンパスこそ違えど今の様子では幼子の脚でも悠に追いつく事は可能であった。]
…エーリ?
[僅か問いの響で名を呼ぶは、何処を目指すかそれともその様子は如何したか。
どちらを問う為かは、その限りではわからねども。]
―東殿・氷破の部屋―
[おどけたように首をすくめる流水には、くすりと微笑み。
氷の歯車を無くしてしまった事には、ゆるりと首を振るって]
同じ対象に、続けて封印術式を施すのはあまり良くないの。
下手したら、その周り……たとえば、ザムエルの身体にまで影響が出かねないから。
しかも、上級封印式ともなれば……。下手したら冬眠ね。
[苦虫を噛み潰したかのように、苦い顔で]
え?ああ…ベアトリーチェ。
[幼い声に振り返り、微笑む]
良かった、無事だったんだね。
[昨夜から姿を見ていないことで心配はしていた。結界内に囚われはしていないだろうとは予想していたが]
―東殿・回廊―
[ノーラの問いに、薄かった笑みは一転して、快活なそれへと変わる。]
あはははは!さぁて、ね。
俺を裏切って、勝手なことしやがった片翼を元に戻したかった。
あるいは、元の居場所……片翼や、沢山の仲間が居た、遥か遠い過去に戻りたかった。
だが…正直、俺の願いは二の次でいい。
片翼を戻しても、過去に帰っても…俺は満たされはしないだろうさ。
[ノーラを見下ろす顔は少しだけ、泣きそうにも見えただろうか。]
?
眼鏡を外すって……どういうこと?
[名簿を詳しく見ていなかったナターリエにはその言葉の意味がいまいち理解できなかった]
それでも、約束がある。
俺が失ったものを持つ二竜が、まだ手が届く範囲で足掻いてやがる。
それを手伝うのが、ある意味今の本当の願い、なのかもな。
[ちらと、琥珀が黒布に触れた。
その奥にある聖と水の気配に、薄ぼんやりと光は揺れる。]
ああ、そうだ。あの時俺は確かに、願いが叶うなら世界の理なんざどうでもいいと思っていたんだから。
[へらり、笑う。
琥珀の粒子から伝えられた朧気な感覚に。]
リーチェは、へいき。
……でも、エーリが、だいじょうぶじゃ、なさそう。
[笑みを向けられ、何時もなれば同じように仔も顔を綻ばせたろう。
しかし流石に相手の様子は尋常では無い事など、幼子ですら安易に予想付く。
僅かに眉を寄せたまま、僅か左に首を傾いだ。]
…どっか、いたい?
[冬眠。その言葉を聞くと少し嫌そうな表情になり]
霜柱が立つような事態にはなりたくはないのぅ。
そうなれば、封を破られた場合は己が力のみで抑えることになろうか。
[どこか自信なさげな声色となる。続く言葉には不思議そうにブリジットを見やり]
…眼鏡を、じゃと?
眼鏡……目、か?
何か特殊な力でもあるのか。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新