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[帽子を頭に乗せた青年にクリクリの瞳できょとんとなりつつ。
差し出されたそれを両手で受け取った]
んーん、こんなに早くて驚いた。
助かったよ。
[お礼を言うと『別に』と返されるので感謝の笑顔を向ける。
片手で帽子を抱いて、もう片方の手でモソモソ解きながら]
ん、わかった。
もうちょっとだから。
[精霊魔法でも幻覚は集中が必要で維持が大変なのはわかる。
少し慌ててタオルを解こうとワタワタ。
兎耳は器用にタオルを避けるけど、髪が引っかかっていたた]
頼んだ相手が相手だからな。
[誰とは言わずそれだけ口にする。
それなりの使い手に頼んだらしいことは伝わるだろうか。
少し悪戦苦闘する様子に周囲をきょろ、と見回して]
あまり時間をかけると誰が来るか分からないぞ。
[忠告しつつ、タオルを解くのを手伝う。
一人でやるよりは早く解けるだろうか]
意外な活用法っていうか、なんて言うか。
でも、できればこういう状況以外で知りたかったけどねぇ。
[抱えたライトグリーンをむにっ、と引っ張りながらこう言った直後。
真紅の龍が、何かに気づいたように、周囲を見回す]
……グラナート?
[不思議そうに問うのと、足元に違和感らしきものを覚えるのとは、ほぼ同時で。
何時の間に集まってきたのか、下には小さなふわだまり]
って、なんで、何時の間に──っ!
[叫んだ直後、周囲を埋め尽くしたのは、パステルカラー。
意識が暗転し、そして──]
ご、ごめん。
ちょっと帽子持っててくれる?
[頼んだ相手がそれなりの使い手と聞き。
借り作らせちゃったかな、と内心で謝ったとか。
無理に引っ張って涙目になりつつ、帽子と鴉を差し出しかけて]
うー、それは困……あぅ、
[手伝って貰ってなんとか解けて、急いで新しい帽子をぽふり]
わ、ぴったりだ!
ありがとー!
[抱きつくにはアレなのでニコニコ笑顔で手を握ってブンブン。
最大級の感謝を込めたつもり]
[次に感じたのは、浮遊感。
唐突な切り換えに、とっさに対応できなかったのは、未だに残るアルコールの影響か、それとも弾き出された衝撃によるものか]
あれ、ここ、ど……。
[支えのない空間。
それが最初に認識できて]
……おち……る?
[きょとり、瞬き一つ。
翼を開くという、当たり前の行動は、浮かばずに。
白の翼は硬直したように動かぬまま、自由落下]
[で、今後の身の振り方ということで、提示されたのは二つ。
一つは、保険室で言われたとおり、共振要因のピノ君を使い魔にしてしまう事。
も一つは、今すぐピノ君と離れるか。]
じゃ、置いていきます。
[少しの間の後、はっきり言い切ったのに、先生の方が若干驚いたようだった。]
えっと、じゃ、先生ピノ君お願いします。
ばいばいピノ君。色々ありがとう。
[ほんの少しだけ、笑って手を振って、そのまま教室を後にした。
講師の机の上においていかれた薄青のふわふわは、もふーんところころしてるだけ。
一応先生は、使い魔いらない旨も理由も知っている。
だから、潔すぎる自分の態度に軽く溜息をついたとか。]
まあ、そりゃそうだけど。
どうせなら何の収穫もないより……
[真紅の龍の動きにきょとりとして首を巡らせたら。
視界が一気に暗くなった]
へっ!?
[腕の中の感触があやふやになり、疑問符が浮かぶ。
幼馴染の叫び声でようやく事態に気付いても、時既に遅し]
きゃぁぁ。
[腕どころか全身の感覚があやふやになり引き伸ばされて]
/*
飛べるキャラだと、こういう時に敢えて落ちたくなるのは人情というものです(どんな人情だ。
とりあえず、上はどうなるか。
強制かけないとならないかなあ、という気はしてるんだけど。
[頼まれて鴉が帽子を咥えた。
青年が手伝う間、鴉はカヤの腕から離れ帽子を咥えたまま宙を舞う。
借りなんてものは作って居ないのだが、口に出されもしないのでその辺りの説明は一切無かった]
[どうにかタオルが解けて帽子を被るカヤ。
それを見て維持していた幻術を解く]
ん。
[喜ぶカヤに短く返答して。
握られ振られる手は相手の動きになすがままにした。
きっと抱きつかれても顔色は変わらなかったことだろうけど]
[そのままマナ酔い、とでもいうような状態に陥って。
感覚はなかなか戻らずに。
当然翼を開くこともなく、ゲルダと相前後して落下し始めた]
[結界ががさごそ動き「何か」を吐き出す。
そして、直ぐに結界は再び外と中を閉ざす]
ローザさん、ゲルダ先輩!・・・二人とも羽で飛んでください!
えっと、こんな時にはどんな魔法を・・・。
[何故か飛ぼうとしない有翼人の先輩に、今まで習った魔法が頭に駆け巡るも、どれを使ったらよいのかさっぱりで。
すると、いつの間にかいたすみれふわふわがにゅうっと二人の落下地点まで転がると、大きく膨れ始めた]
[ピノ君が頭の上に居ないせいで、さっきまで見えていた精霊やら何やらは全く見えなくなった。少しすーっとした気分なのは、多分体にかかっていた負担とかが無くなったせいだ。
頭の上に何も無い。それが普通で当たり前だったのに。
ちょっと胸が痛い。
でもこれくらいなら、まだ何でもない。
まだ、我慢できる痛みだ。]
大丈夫、大丈夫…。
[口の中で、いつかのように呟いた。]
[抱きついたところで顔色を変えてもらえるとも思ってないが。
外見子供でも種族特性なので、そこら辺の気遣いはあったり。
とにかく感謝が伝わればそれでいいのです]
あー、ホントに助かった。
この借りは今度返すね。
[帽子を被ればいつもの調子も出てきて、ピコピコ跳ねる。
鴉にも感謝を込め手を振っていると風の噂が賑やかに吹く]
――え、また落ちてきた?
[この言葉だけで察する者は察するだろう。
一瞬、ライヒアルトを見上げてから*パタパタ走り出す*]
[さてとりあえずどうしようと思ってたら、そういやレポート忘れてた。]
うぁぉ、そういや何にも書いてないんだっけ。
[メモ程度の事は毎晩とってはいたのだが。
どうなってるかなーと思いながら、結界の方へと歩いていく。]
別に返さなくても。
見返りが欲しくてやったわけじゃないし。
[要らないと、はっきりカヤに告げる。
鴉も「気にすんな!」とか言いながら笑うように嘴を動かした]
……また?
[そんな中で呟かれるカヤの言葉。
見上げられたカヤの視線は見下ろした青年の視線とかち合い。
走り出したカヤの後を追いかけるように駆け出した]
[こちらは、マナ酔いというわけでもなく。
飛んで、という声は、一応聞こえていたのだけれど。
落ちている、という状況に身体が色々と拒否反応を起こしているようで、そうは動けなかった]
「……く、またかっ」
[真紅の龍が苛立たしげに吐き捨てるのと、すみれふわふわが落下地点で膨らむのとは、どちらが早いか。
ともあれ、黒のフレアを風に揺らしつつ。
そのまま、すみれの上に──もふっ]
ふぇ。
[声が聞こえて半ば飛びかけていた意識が戻る。
本能的な反射で翼を広げ、落下の速度を緩める。
風に煽られてスリットの大きなスカートが盛大に捲れ上がった]
んーぁ。
[そのまま菫色の上に軟着陸。
幼馴染の上に落ちずに済んだのは、ひとえにクロエのおかげだろう]
[結界が大分見えてきたあたりの距離。
目印に見ながら歩いていたら、「何か」が中から出てくるのが見えた。]
あ…あっ!また潰されちゃったんだ!
[わぁわぁ慌てて、結界の方へと猛ダッシュ。
誰か…今度は二人と他何かが落ちるのと、菫色のふわふわが膨らんで―――]
わー!クロエさーん!エーファちゃーん!そっち大丈夫ー!?
[慌てて落下地点付近に居た二人の名前を呼びながら近づいた。]
[風の精霊の声が聞こえるカヤが先導するような形で、落ちてきていると言う場所へと移動する。
そこでは既に菫ふわが大きくなり、翼を持つ二人を受け止めたところが確認出来た]
[スカートが捲れるところを見たかどうかは青年の心の中だけに仕舞っておく]
…その様子だと怪我はなさそうだな。
[菫ふわの傍まで行き、確認するように二人を見た]
[横に軟着陸されたものの、ほとんど反応なし状態。
軽い心神喪失状態に陥っているらしい。
真紅の龍が、やれやれ、と息を吐く]
「まさか、かようなタイミングで落ちる、とは……」
[呆れたような困ったような口調で言いつつ、尻尾でぺしぺし]
―少し前―
[その手は水からつくった透明な刃がありました。
結界を見すえ‥‥‥とはいっても視えはしないのですけれど、
ともかく、一気に前へと突き出します。
けれど あえなく 刃は霧散して、しずくへと還ってしまいます。]
‥‥‥むぅ。
[眉と眉のあいだに深くしわをつくりました。
コアとはいえエーファの力ではやっぱり駄目みたい?]
[どうしようかと辺りをうろうろ
そうこうしていると 左手の引かれる感覚。
クロエに捕獲されて、がしがし、髪を拭かれて、わあきゃあ。]
水気があるほうが精霊の力を借りやすいから。
結果をどうにか出来ないかな、って思ったんだ。
責任、とらないといけないのに。
[いちおう、考えてはいたようです。]
[でもって。
結界が歪んだかと思うと、
またしても弾き出される人が。]
わ、わあ。
[ぽかん としているうちに
もふっ 菫ふわふわがキャッチ。]
あ、えっと。
うん、クロエとわたしは、大丈夫ー!!
[おっきめの声でベッティに答え、
おそるおそると菫ふわふわのほうに近寄ります。]
‥‥‥でも、こっち、大丈夫?
飛べなかった?
[取り敢えず二人とも無事にふわふわに軟着陸したのは確認した。
菫色は徐々にゆっくりと元の大きさに戻りつつある]
菫ふわふわ、やるじゃないですか!
・・・あれ?ゲルダ先輩?
[ローザの方は元気そうだけど、ゲルダの方は反応がなく。
不思議そうにグラナートの方を見た]
あー、ビックリした。
[まだクラクラする頭を振って]
クロエちゃんにエーファちゃん?
あー、てことは。
[目を瞬いて状況確認]
うん、私は大丈夫よ。ありがとう。
…てゲルダ?
[ベッティたちの声に頷いて片手をあげ。
ライヒアルトの視線に隣にいる幼馴染に気付いた。茫然自失状態なのに一瞬首を捻り。ふと真面目な顔になって]
ゲルダ。ゲルダ。
「大丈夫」よ。しっかりして。
[手を伸ばすと、ぽふり、と頭を撫でた]
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