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うにゃう。
一瞬だけ、お子様あべくんが過ぎったのだが、上手くまとまらんかった。
余裕があったら、書いてみよう。よう。
[――音楽を始めたのは、父母の面影を追って。
彼らの音に彼らのぬくもりを感じたくて、
彼らの歩んだ道を行けばいつか共にゆけると思った]
[寂しくなかったと言えば、嘘になる。
毎晩のように帰宅の遅い両親を、静かなリビングで、ランプの火を見つめて待った。幼い頃は先に居眠りをしてしまい、年を経てからは油が尽きる方が先だった。
どちらも、叱られた]
[やがて弟が産まれ、家族が増えた。
楽団に通うようになり、友が出来た。
その頃には父母も家にいることが多かった。
両親に演奏を教わり、誰かと共に歌うようになった。
弟が大きくなるにつれて、また両親の不在は増えたけれど、]
アーベルも音楽が好きなの?
[夜、窓に映る灯りは2階の子供部屋だった]
[転機が訪れたのは、15の時。
突然、友は姿を消した]
[同じ年、少女は「春の乙女」に選ばれた。
子供から大人へと変わり、女として見られるようになる時期のこと。
楽団の歌い手見習いたる少女は、春の訪れを祝う歌をうたった。彼女ひとりのための、晴れの舞台だった。]
ほんとうに、旅に出ることないじゃない。
7年経って帰ってきても、覚えててあげないんだから。
["Hanschen klein",
楽団に入ったばかりの頃、歌の主人公と同じ名を持つ少年をからかった。
それが始まり。終わりも。]
[ピアノ奏者を志すと言い出したのは、間もなくの事。]
[数年が経ち、同じく楽団に入った弟と共に演奏を重ね、クラヴィーア姉弟の名が密やかに囁かれるようになる。
気にも止めなかった。
両親と同じ血が流れていることを示すものであり、共に演奏する相手がいる。
歌を紡がなくなった唇は閉ざされたが、指先は白と黒の世界で妙なる旋律を奏でた]
[弟は違ったのだと気づいたのは、彼が風に誘われてから。
ほんとうは。一度だけ、後を追ったことがあった。
慣れない下街。薄暗い路。
けれど、聴こえたのは。
少年達の談笑と、ハーモニカの音色。
楽しげな、弾んだ、音]
[引き結んだ唇は、何もを言わず、何も問わなかった。
代わりのように、旧いランプに、火が灯された]
[転た寝から目を覚ます]
ん……
[ゆっくりと身を起こした。
リビングではなくて、弟の部屋。
隼が、様子を窺うように首を傾げていた。
しまった、と口の中で呟いて、ベッドの端に乗せていた自らの頬を擦る。腕を枕に出来なかった所為で、皺の痕がついている気がした]
今何時かしら……
食事の準備、しないと。
ハルフェ、後、お願いね?
[夢など忘れたように普段通りの調子で呟くと、シーツを正し椅子も戻して、なるべく音を立てぬよう部屋を出ていった]
[寡黙な“お目付け役”は姉弟を交互に見て、片翼を少し広げただけ*だった*]
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俺のやるキャラは濃すぎて印象を深く刻み込みやすいらしい。
[ルージュとかルージュとかルージュとか]
[別所では某魔界の大公とか]
ライヒの既存イメージぶち壊そうとしてやったのが魔導弾だったとも言う。
あんな明るいライヒはまだ見てないw
既存イメージは誰かがぶっ壊すと後は普通に受け止めれるよなー。
審問時代に女クインジーと同村した時、普通に可愛いと思えたのが不思議だった(爆
あれは中の人も可愛かった。
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ちゃんと時間空いたの見てactで済ませたのにw
まあ、午前中のうちに。おはよう。
エルザの見て、過去のシーンが浮かんだのにそこに繋げるシーンで詰まったとかいうアホがここに一匹。
[はらりはらり][花弁が飛んでくる]
[街外れの空き地][少し前に剣呑な舞台の立った場所]
[人通りの少ないそこは][けれど懐かしくもある場所]
嘘をつくつもりはなかったんだけどな。
どうしても言い出せなかった。
[13年の昔を思い出す]
[本当はエルザにだけは打ち明けるつもりで]
[街外れには午後に出発する隊商の馬車が数台]
いや、怪我はもう大丈夫。
ただ今日はすぐに戻れって言われてるから。
[自分より少し背の高い少女を見上げて]
[首の後ろを掻いた]
怖かった?
うん、怖かったな……。
[目を逸らす]
[襲われたことも当然怖かったが]
[それよりも怖いことが沢山あった]
[何よりもあの歌をまた歌わされるかもしれないのが]
[とても怖くて]
でもほら、春の祭りも近いし。
……大丈夫だよ。
Alle Voegel sind schon da,
Alle Voegel, alle!
[歌えたのは少女が一緒だったから]
[一人ではもう怖くて歌えなかった]
[でもそこで歌えたから]
[歌を捨てることはしなかった]
[ただその歌でさえも]
[あの恐怖を振り払うことはできなくて]
ん、そろそろ戻るんでしょ。
うん、またね!
[小さく笑って]
[楽団の練習場へと戻ってゆく背に手を振って]
[そのまま姿を消した]
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