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[上空からの攻撃。
受けるも反撃するもタイミングが命。
外せばこちらが押し切られる]
異界開門、介盟友、喚、如双竜対力。
速鬼双竜……炎氷断!
[紡いだ呪は剣を紅と蒼の双剣へと為し。
上空から振り下ろされる直前のその一瞬。
見極め外すこと無く十字を描くように双剣をライヒアルトへ向けて振るった。
剣の軌道に炎と氷が散る]
[言うまでもなく、剣技の鍛錬などは積んではいない。
剣を用いる時の動きは、『闇焔』との融合で活性化した本能的な部分による所が多く。
それ故に、隙や反応の鈍さなどの荒い部分がまだまだ多い]
……っ!?
[それだけに、突然の変化への対応など──できる訳はなく]
ちょ、それって、ねえよっ……。
[交差する、炎と氷を纏った十字の閃に闇の刃は弾かれ、衝撃が身体に叩き込まれる。
闇夜刃が手を離れるのを感じつつ、とにかく、落下の衝撃を抑えよう、と身体を丸める。
生存本能効果か、再び数を増やした尻尾がクッション代わりとなり、衝撃を緩和した]
[相手が吹っ飛ぶと同時に二つの嵐もせめぎ合いを終える。
威力を弱め、双方とも消滅して行った]
…くはは、隠し玉はギリギリまで取っておくもんだぜ。
[尻尾クッションにより衝撃を免れたライヒアルトへゆっくりと近付く。
多少離れてはいるが、双剣のうち蒼き刀身の剣を相手へと突き付けて]
勝負あり、だな。
俺の勝ちだ。
[に、と笑みかけた。
腹部から血ぃ流しっぱなしだけども]
……ってぇ……。
ぐあ、また増えた……。
[もふ、と増えた尻尾にはあ、とため息。
これでも、全開状態の半分ではあるのだが。
対決の間、離れていた真白がとてて、と駆け寄りみゅーみゅー、と鳴くのをぽふぽふと撫でていた所に聞こえる、導師の声]
ちぇ……やっぱ、強いな……。
[呟く声は、どこか拗ねた響きを帯びてはいるものの。
鬱屈した響きは余り、なく]
……あーあ、結局、お仕置きかよ……。
[ため息まじりの言葉も、どこか大袈裟な響きを帯びていた]
[増えた尻尾にくっくっくっ、と笑いを漏らす]
一応は俺の得手で戦ってるからな。
流石に負けるわけにはいかん。
ま、一発良いのは食らっちまったが。
[そう言って腹部の傷を見た。
紅が垂れ落ちて居るが、まぁ致命傷には至らないだろう]
残念だったな、しっかりお仕置き食らって来い。
それと罰ゲーム忘れんなよ。
おい、ナターリエかヘルムート。
ライヒアルトの治療してやってくれ。
[余計な一言も付け加えつつ。
ずっと観戦していた二人に声をかけた]
俺だって、得意分野でやってたんですけど。
『……年季の違いだ』
[五本に増えた尻尾をゆらゆらさせつつ言った言葉に、漆黒が突っ込む]
……お仕置きは諦めますけど、罰ゲーム。
んな相手いないですよ、俺。
ネタや冗談でやっていいもんじゃないでしょーに。
[亡き両親が障害超えまくりの大恋愛で結ばれた影響か、そこらは古風でもあったりする]
いや、手当ては自分で……。
[言いかけた言葉が止まったのは。
何か、気配を感じたがため]
「……なぁに、やってんの、あんたたちは?」
[気配を感じるのと、学院に知らぬものなき、よく通る声が響いたのは。
多分、そんなに時間差はなかった。
ような気がする]
[漆黒の突っ込みにはにかっと人懐っこい笑みを浮かべた]
伊達に100年以上は生きてねぇぞ。
っと、居ないんじゃどうにもならんな。
じゃ相手出来たらで。
[鬼か貴様。
自分の傷は自分で治療しつつ。
ライヒアルトの言葉が止まったのと、その人物を見つけたのは同時だったか]
お、アーちゃん。
何って、見ての通り。
[いつもの調子で答える]
[危機感を持て]
……比較した俺が馬鹿だったかも。
[百年、と言う言葉にぽそり、と呟いた。
漆黒は、そういうな、と言いながら宥めるように右腕を尻尾で叩き]
できてから、って、そも俺そーゆーのに興味ないしー……って。
[反論するものの、今はそれどころではない、と。
現れた最強寮母に恐々視線を向ける]
ええ、と。
その。
色々と。
[ぽそぽそと呟くような声。
獣耳が、傍目にもはっきりわかるほど、へしょり、となった]
「……見て通り、じゃないわよ。
なんでこうなってるのか、説明してくれるかしら?」
[導師の返事に寮母は、はあ、と大袈裟なため息をつき]
「あんたもあんたで、何をしてるの、欠食児童……ううん、この場合は、狐っ子、かしら。
……クラウスが見たら、どんな顔するかしらねぇ」
[へしょる獣耳と、五本の尻尾にこんな突っ込み]
やー、ちょいとライヒアルトを助けるためにー。
[何かあっさり言いやがりましたよコイツ。
最強寮母のことだから、単調な男の思考は察しがつくかもしれない]
う……それは……。
[さらり、言われた後見人の名前にぴし、と固まったり。
色々と世話をかけている後見人は、頭の上がらない相手の一人で]
[対する寮母は、固まる様子と、導師の言葉と。
状況から、何かを察したらしく]
「……とりあえずー……話は、食堂で聞こうかしらねぇ?」
[にっこり。
笑いました]
そーだなー。
大分疲れたし、試験後だし。
アーちゃん、何か作って。
『話が終わったらね』
[ぴしゃりと断られました。
そして一行は最強寮母の恐怖に縛られたまま(一部除く)食堂へと向かう]
─ →寮・食堂─
『で、詳しく聞かせてもらおうかしら?』
[寮母の笑みは崩れない。
それがまた向けられた者の恐怖を駆り立てる]
えーと。
ライヒアルトの耳と尻尾に関しては、試験の副産物。
戦ってたのは……弁当がね、うん。
[歯切れ悪く言ったが、それだけで十分だった。
寮母の笑みに気押されず、平然としていた男だったが。
ゴンッと脳天に拳が落ちる]
いってー!
『だからって、戦う意味はあったのかしら?
試験や実技以外で生徒に怪我させてどうするのよ』
実技も兼ねたんだってば!
符術以外でも戦うライヒアルトの力も見ておきたかったし。
[拳骨は結構痛かったらしく、ちょっぴり目端に水]
『……はぁ、大方戦ってみたかったからそれを理由に、ってところでしょ。
アンタもその好戦的な性格抑えなさい』
[図星でした。
言い当てられ、ぐっ、と唸った後に口を噤む。
導師とは言え、世話になった最強寮母には頭が上がらないのだ]
─寮・食堂─
[笑みの崩れない寮母の様子に、傷とは無縁にくったりしていたのは言うまでもなく。
逆らう余地なくたどり着いた食堂には、まあ、他の生徒もいるわけで]
……ぅー……。
[へしょった獣耳と五本の狐尾はさすがに目立って所在無く。
導師が説教されるのを横目に尻尾ゆらしていたのだが]
「さぁて、と。狐っ子〜〜?」
……その呼び方はやめてほしいです……
[細々抗議したけど、聞いてなんてもらえないのは百も承知]
「でも、狐っ子でしょう?
……で。
弁当残したらどうなるかは、わかってたのよねぇ?」
…………。
[沈黙]
「挙句、騒動起こして」
……うー……。
「ま、騒動は連帯責任だし、多目に見てあげましょ。
……それに……」
[す、と碧の瞳が細められる。
異界龍との様子、先ほど捉えた魔法の波動。
迷宮試験で、変化があったのは、容易に知れて]
「しっかり学んできたようだし、ね。
とりあえず、残したお弁当、食べちゃいなさい。
それから、クラウスのとこに行って、それ何とかしてもらう事。
……いいわね?」
……って、このカッコで王都まで行けってぇ!?
「……文句ある?」
……ないです。
[あるなんて。言えるわけ。ない]
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