[銀の照明が、無人のステージに光を落としていた。]……この、地下にですか?[石舞台はどうやら前座だったらしい。][皆と一緒に、洞窟へと進む。一歩、足を降ろす度に光が舞い、岩壁を照らす。]顔みたいに見えるんでしたっけ……?あれ、騎士様は……[入口の方へ振り返ると、何度か見た輝きが溢れ出しているところ。丁度、洞窟に入ろうとしていたクルトが、その中に呑み込まれた。]