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懐かしいな、琥允(ぉ
あ、そだ。くろねこさんにも。
SNSメッセージ前言撤回するかもw
頭の中での切り替え訓練も兼ねて。今週また心境変化しちゃったら無理だけど、今のままなら行けそう。
二通りのうちの一通りしか出来なくはなるけどね(何
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そういえばgatoはたしかスペイン語で「雄猫」。
女性っぽい語り口でSNSにもいたから、
女の子思われてるかなーっと思って、
実は男の子ですよーッと言う意味でつけてたり。
全然如何でもいい裏話
─総合病院・個室─
[その人物は連絡して数分もしないうちにやって来た]
やぁくーちゃん、ご足労さんくす。
「何が『やぁくーちゃん』だ。
研修の合間だったから良かったものを」
[良い笑顔で出迎えた相手は、かけられた声に軽く眉を顰めた。
子供のみならず大人でもビビりそうな強面の癖に、この総合病院の外科で研修医をしている。
2つ上の幼馴染でもあった]
「で、緊急招集とかぬかしやがってたが、何か用か?」
うん、ちょっと協力して欲しくて。
今週の土曜日、付き合ってくんない?
「何だ、デートの誘いか」
違うわヴォケ。
土曜日人と会うんだけど、外出許可取れるか怪しいからさー。
口添えついでに護衛よろしく。
「……俺の意志関係なく確定事項になってるように聞こえるんだが」
そう言ってるつもりだけど。
[相手の都合、意志なぞお構いなしに言い並べ。
そのせいで強面に軽く睨まれた。
しかしいつものことだからと七重はどこ吹く風]
ねー、頼むよー。
今回ばかりは外せないんだ、この約束。
土曜は仕事休みにしてもらうように父さんに掛け合うから!
「仕方ねぇな、一つ貸しにするぞ」
やった、さんきゅ!
あ、でも人と会ってる時は離れた場所に居てね。
怖がるかもしれないし。
「へーへー、わぁってるよ」
[あれこれ注文をつけたら強面に呆れ気味の溜息をつかれた。
七重は満足げに笑う。
今夜父親に頼むから、後でまた顔を出してくれと伝え。
強面は承諾の後に部屋を出て行った]
─再会当日─
えーと、天使の憩いの場……あ、ここだここ。
くーちゃん止めてー。
[赤いオープンカーに乗り喫茶店の前へと乗り付ける。
運転手は護衛兼目付役の強面の男]
先入ってるから、車置いたら来てね。
「一人じゃ入りにくい店だなおい……。
んじゃあまた後で」
[顔を顰めて愚痴を零してから、男は駐車場へと車を止めに言った。
七重はそれを見送ると喫茶店へと目を向ける。
とても品の良さそうな店だった]
……これで居てマスターが強面って。
物凄いギャップよね。
[呟いて、自由な右手でその扉を開けた。
今日は流石にコスプレなんてものはせず、ピンクハウスのフリルワンピースと言う出で立ち。
左手は包帯で吊られ固定されていたけれど]
[唇の動きは少し長くて。
読み取れないはずなのに、ただ一言だけは理解できた。
多分、一番気にしていた言葉だったから。]
おまえな…。
[先に言われた事に、少し羞恥が入る。
何となく、照れくさくて顔を肩に埋めた。
敵わない。そんな言葉が頭を過ぎり。
ただそればっかりだと、どうにも自尊心が疼いて。]
先言うなよ、俺だって。
ちゃんと、水無瀬のことが。
[好きなんだからと、耳元で囁いて。
瑠衣が戸惑うその隙に、唇を軽く*掠めとった。*]
―― 再会当日 ――
[七重姉はどうにかこうにか向かうというので、
待ち合わせ場所には僕ひとりで向かった。
家族は何度も誰か同伴させたがっていたけれど。
僕はそれをきっぱり断り、何時も通り一人で歩いて向かう。]
はぁ…さすが天使の憩い場って言うだけあるなぁ…。
[指定されたお店に着いて、まず一息。
僕の服装は多分店内に居ても違和感はないものだろうけれども。
この時ばかりは、姉様や母様の免疫があって、
ちょっと良かったと思った。]
ごめんください…。
[カランカランと、呼び鈴を鳴らしながらドアを開ける。
白を基調とした店内からは、とてつもなく似合わない、
おっさんがひとり。出迎えてくれた。
他の二人はもう来ているのだろうか?
尋ねようとした僕を、おっさんが無言で案内する。
導かれたその場所には見慣れた顔が、にっこりと出迎えてくれた。]
――久し振りだね。元気そうで良かったよ、*涼*
[店のドアが開く見えた姿は七重で]
お待ちしておりました。
こちらですわ。
[七重に声をかけ手招きする。
マスターは七重の方を見て「いらっしゃい」唯一一人いた店員を呼び、「今日はこれであがっていいぞ。」と声をかけていた。
その姿をちらりと確認しながら]
お連れの方は?
[メッセージにあった余計なものを連れの人か何かと認識したらしく尋ねる]
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