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…ベッティも。
ごめん、ね。
[彼女にもしるしがあるのは知っていたから。
自分が刈られたことで、彼女の不安もきっと増えてしまうだろうと。
目を伏せて、エーリとベッティの様子から顔をそむけた。]
─ユリアン宅─
……少しの考え事、で、なる様子じゃないよ、それ……。
心、ここにないみたいだった。
[ため息をつくユリアンに、はふ、と自分も息を吐いて。
新たにお茶が注がれると、椅子借りるね、と言って座り込んだ]
でも……。
なんで、わかったの?
ギィにいたちの、こと……?
[それから改めて向けるのは、先にも感じた小さな疑問]
─道具屋─
[振り向いたベッティの表情は見えない。捜しに行かないと、と横を通り過ぎようとするベッティの腕を掴んだ]
ベッティ……───イレーネを捜しに行っても、もうどこにも、居ないよ。
[気が済むまで捜させるか、それともはっきりと告げてしまうかでしばらく悩んで。選択したのは、告げることだった]
信じられないかも知れないけど、もう、居ないんだ……。
イレーネだけじゃなく、ゼルギウス、も。
[低く押し殺すような声。表情も思い切り顰められ、ベッティの腕を掴んだ手が僅かに震えた]
なに、が、
[イレーネの姿を見て、じわりと理解が広がっていく。
ベッティの声も、後から来たエーリッヒの声も、はっきりと聞こえ始めた。
一度、口を閉じて]
……何で、謝る。
[それでも、それだけは分からなかった]
/*
ていうかね、ていうかね。
なんで、二人同時に、かなぁ!
いや、この状況って、本当にどうすればいいのかしら!
助けてお兄ちゃん!(マテ
─ユリアン宅─
[心ここにあらずの様子に、掴んだ手を離すのは、慎重だった。]
ユリアン、火傷は。
[まず、それを聞いて、]
………、…〜っ でも
理屈、じゃなくて感情が、大事なときもあると
ボクは、ボクは…… ユリアンから、教わったのだよ。
[自分の方が、相手より、よほど押し殺した声で、口惜しげに翠はユリアンを睨む。
なんにもできないのは、それは、わかっていたけど。]
だ、って。
あたしは、しるしを持ってた、から。
だから多分、ゼルも…あたしが傍にいた、から。
あたしの、せいで…ごめん。
謝って済む、ことじゃないけど。
[何で、と聞かれて。
彼が自分と同じようになってしまったのが哀しくて、それでも泣いて謝る真似はしたくなくて。
唇を噛みながら、目を伏せた。]
―自宅―
[ミハエルの火傷の心配には大丈夫と、続く言葉に]
あふれる分は、ちゃんと零す。
ミハエルは、あふれているのを無理にとめている様に見えたから
[そう答えて、ユーディットから向けられる疑問、それはミハエルからも何度か向けられたもの。
少し、間を置いてお茶を一口]
『死神』が憑いているから、全部見えた。
ゲルダに憑いた『死神』がその命を刈るのも、
ゼルが、『死神』に刈り取られるのも、
他の皆が、消えていくのも、ほんのりと。
[告げる言葉に、二人の反応はどうだったか。
隠すよりはいっそ明かした方がいいだろうと]
いくらでも、責めてもらってかまわない。
─道具屋─
[エーリッヒの横を通り過ぎようとすると、腕を掴まれる。
どこにも居ない、という言葉に振り向かないままに首を横に振ると、]
……そんなの。捜してみないと、わからないじゃないですか。
…………それとも。何か明確な根拠でも、あるんですか?
レーねぇだけでなく、ゼルにぃまで消えたっていう。
[手を振り切るでもなく、しかし振り向かず俯いたままに、感情を押し殺した声で聞き返した。]
[もう一人に触れて慰める事も出来ず。
明かした死神の事を、二人はどう受け止めるだろうかと思って。
二人の様子をその場に立ってみていた。]
─ユリアン宅─
……ふにぇ?
[素朴な疑問に対する答えは端的で。
思わず、ひっくり返った声が出た]
……リアにいが……『死神』憑き……?
ルゥねえ、も?
[どこか、呆然と呟いた後、幾度か瞬く。
表情に、戸惑いがあるのは一目瞭然]
う……。
なんで、って聞いたのはディだけど。
そんなに呆気なく言われちゃうと、どう返していいか、わかんないよ。
[距離が近いからだろうか]
[妹の声は一部が聞こえてきていた]
[このままでは盗み聞きだと思うものの離れるにはまだ不安で]
…少し違うようだったけれどね。
[ゲルダの言葉を思い出し小さな呟きが外に転がり出た]
[どちらがどちらを巻き込んだのかは分らない]
[どちらもどちらをも巻き込んだのかもしれない]
[そしてきっとその真偽に意味は無い]
[そんなことを考えていた]
─道具屋─
……証拠は、無い。
見せることが出来ない。
けど。
『死神』に刈られたのは、確実だ。
[断言出来たのはユリアンの言葉があってだったが、その詳細までは口にすること無く。ただ事実を、訥々と紡いだ]
─ユリアン宅─
[火傷がないかは、一度確認して、不承不承の態で引き下がり]
ユリアンは、自分に、鈍そうだから。
いまいち信用がならんのだよ。
[飄々としていて底が見えない。ユーディを振り返りドアの外を見た。自分が友人を亡くしたら。知らず手が拳を作って──
一口、茶を飲む間を置いて]
…え。
[ユリアンが言った台詞に、翠の目が瞠られる>>25。
よろめいていた姿と言動とが、思い出されて、
ぱちん。と頭の中で、ピースがはまる音がして]
[もう居ない、と、エーリッヒの言葉が聞こえた]
……そうか。
[抑揚に乏しい声で、漸く理解したように呟く。
一拍の間の後で、眉が顰められた]
しるし――……花、か。
[イレーネの言葉の中の一単語。
それを示すものは容易に想像できて]
……まだ、そうと決まったわけじゃねぇだろ。
喩えそうだったとして、お前の所為じゃない。
やったのは『死神』だ。
[声はいつの間にか出せるようになっていて。
睨むような目を向け紡いだ言葉は、いつか親友に言ったものと似ていた]
[挟むのは沈黙で、すうっ。と、翠の目から光が消える。]
…ユリアンは
[席にはつかずに棒立ちのように
手を左右に下ろした姿勢で]
……、責められた、方が、楽になれるのか?
[付け加えられた台詞の最後に、眉を寄せて、
──顔を歪めて、低められた声が聞いた。]
でも…!
あたし、ゼルには。
生きてて、欲しかった。
皆、生きてて欲しかったけど、でも。
ゼルが、生きててくれたら、それだけで。
あたし、うれしかった、のに。
[死神がやった、と。
そういわれても自分を許すことなんて出来なかった。
泣きそうになりながら、それでも頭を振って。]
―自宅―
[ミハエルの自分に鈍いとの言葉、確かにある意味では的を射ているかもしれない
そして、説明をした後のユーディットとミハエルの反応、そして続いたユーディットの言葉には]
すまない、これ以上二人に黙っているのもと思った。
[責められた方が、その言葉にはすぐに答えることができずに]
それで皆が楽になるなら、そうだ、と言ったら、ゼルに怒られるかもしれないな。
[はっきりといわずとも、意味することは同じで、親友にやはり怒られるかもしれない言葉だった]
/*
んーー、んー
なんかこういろいろあれがこれで、
しかも、バックミュージック「ニラ」にされてるんだけどどうしようか、もう。
─ユリアン宅─
[ユリアンに向けられる、ミハエルの低い声に、ほんの少し心配げな表情を、そちらに向けて]
……うん。
これで誤魔化されたら、多分、怒った。
[それから、ユリアンに視線を移して、小さく告げる]
リアにい……ディは、リアにい責めても、多分、ラクにはなんないよ。
余計に、苦しくなる気がする。
[言いながら、左手を右の肩に]
……も少し前だったら、なんで、刈られたのはディじゃなかったの、って、言ってたかも、知れないけど。
[最後の部分は、ぽつり、と小さな声で]
─道具屋─
ならっ!!
[証拠は見せることが出来ないというエーリッヒの言葉に、返す言葉は強くなる。
だが、それでも言い切るエーリッヒに、バッと掴まれていた手を強引に振り払って振り向く。
だが、未だ顔は俯いたまま。]
…………なら、どうしろって言うんだよ。
そんな『事実』、易々と「はいそうですか」って受け入れられるわけ…………ないじゃん。
[そう言って上げた顔に浮かぶのは、今にも泣き出しそうな儚い笑い顔。]
[「お前の所為じゃない」というゼルギウスの声が聞こえた]
[妹一人でないのを確認して息を吐く]
[これなら大丈夫だろうと意識をそらせた]
[言葉を聞いて、僅かに眉が上がり。
更に何かを言いつのろうとして、けれど、
……ふいと目を逸らした]
……気に病ませてるのは、俺か。
[声は落ちる]
ちが、う。
そうじゃ、ないの。
ゼルは、何も、してない。
あたしが、あたしが勝手に、思ってた、だけ。
ずっと、前、から。
[そういって、また、ごめん。と謝って。]
[ユーディットから返された返答に、首を振り]
選べない、なにも、ただ見てることしか。
[ぽつりぽつりともらす言葉には感情はこもらず]
ただ、『死神』が刈るのを見るだけ。
[一口、お茶を飲んでから]
ああ、ゲルダは、殺してしまったような、もんだったけど。
[コップの中のお茶が微かな波紋を浮かべていて、言いながら自分の手が震えているのを自覚した]
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