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『なにを、バカなことをしようとしているっ!』
[コエが聞こえる、獣の吼えるコエ、そのコエは怒っている]
なにも、ボクはおかしなことをしようとしてないよ。
今までの行動がおかしかったんだよ。
『ゲームはルールとそのシステムがあってこそだ。』
こんなのは、ゲームじゃないよ…、ゲームはプレイヤーが楽しめて、ゲームなんだ。
[語るコエは、ユリにも聞こえているだろうか?]
だから、そんなものは、
[ボクは最後の一筆を、自分のキャラのところに乗せる、赤い色を、ボクの血を]
終わらせよう…
[ボクがボクを襲うように、しっかりと塗りつぶす。
ボクがこれで死ねば、このゲームは成り立たなくなって、終わるはずだから。
ユリから、皆が待ってくれるらしいことを、コエで伝えられて]
よかった……
[ボクは呟く、声とコエで、漆黒の獣がボクに迫ってくるのを感じる。
ボクは目を閉じて、その時を待ちながら、最後に考えたのは……**]
[生徒会長室で何が起きているかは知れない。
ただ、この悪夢が終わるのなら――
佑一郎は誰の死も――
人狼役である二人の死さえ望まない。
償いは生きて為すべきものと思っているから**]
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