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―いつかの話・王都武器屋―
……遅すぎるの。
[イグナーツの店に戻ってきての開口一番がこれだった。
愁眉の寄り続けている顔を見るのは養い親としても本意ではない。
まして名前の出ていない対象も知人であれば尚のことである]
「だからといって追いかけるなよ」
したいけど、できないの。約束だから。
自分でも押さえられるようになるまでは、学院から離れないって。
[寂しそうな顔。昔なら抱きしめて慰めてやれたのに。
成長した娘にするのは問題があるだろうし、本人も嫌がるだろう。
誰かならまだそうできるのか。何であいつばかり。
こんな時だがムカッとしかけて、頭を掻いた]
「あいつのことだ。そのうちひょっこり戻ってくるさ」
うん……。
「お前が選んだ、ウチ一番の剣を持ってたんだしな」
そうだよね……。
[こんな会話は何度も繰り返された。
繰り返される度、養い娘が変化していくのにイグナーツは気づいてしまった。気づきたくなかったのに。畜生]
―いつかの話・学院―
[休暇申請の期間より1年が経って。更に一ヶ月が経って。
とうとう約束を破ってでもと養い親の所から杖を持ち出してきた日。
ユリアンが戻ってきたという連絡が届いた]
会わせて下さい。
今。すぐに!
[当然の如く事情聴取の行われている部屋に乗り込んだ時、その背中には見事な白黒翼が広がっていた。
最初に対応に出た導師見習いは呆然と押し切られた。
導師連の一人はそれを見て背筋がゾクリとしたという。
普段は大人しいと知られているのに、それほど凄いご面相だったらしい。
オーラのような何かも背負っていたかもしれない]
ユリアンーッッッ!!!
[そのせいか、あるいは誰かの配慮があったのか。
予定より早くユリアンは開放された。
ため息をつく彼の名前を全力で呼んで、勢い良く飛び込んだ。
邪魔が入らなければそのまま抱きついて離れようとしない]
心配、したんだから…。
[涙混じりのくぐもった声で訴えかける。
周囲の物音も気配も何ひとつとして届いては来なかった。
泣き止めば彼女にも自覚は訪れるだろう]
―聖夜祭の日―
[つい先日の特別試験に生徒としてではなく参加者として参加した流れで今年は学園にて聖夜祭を過ごすことになった。とはいえ、すぐに学園にいたわけではない。
他のものはほぼ知らぬことだが、これでも聖夜であればこそ孤児院にてやることがある、そちらをほうっておくわけにはいかなかったからだがそれも終わって、学園に
真っ先に向かったのは食堂だった。いつも忙しいがこんなときは余計忙しくなる厨房
そこにいる親愛なるアーデルハイドさんに会うためだ。
最も旧交を温めるより先にあるのは、料理の手伝いである。
ちなみに...は学生の頃、アーデルハイドさんに料理を教わっていたのである。]
…もう後は…任せてくださっていいですよ。
アーデルハイドさんもこんなときぐらいゆっくりしたいでしょうし、師匠とゆっくりしてきてください。
ま、聖夜祭のイベントではしゃぐやつらが出てくるんで休めないでしょうけどね。
[その言葉は、この場から引き離すほどの威力はなかったが]
あ、できれば…あの欠食児童に説教お願いします。
私が言ってもいいんですが…まあ、私はそんなんじゃないほうがいいので
[今の関係で居続けるには…と、それこそ、あんな風に投げ飛ばすぐらいの心配でいいのだ。その言葉には納得したのか、アーデルハイドさんが厨房から離れた後も...の厨房での戦いは続いた]
あー…つかれた…と。
[そして厨房の戦を終えて、ようやくゆっくりできる。
ゆえに最も騒がしい場所へといってみれば、そこは自然と聖夜祭恒例のイベントバトルの会場、対峙しあうのは、己の相棒と己の師]
師よ、その力今一度見させていただきますぞ!
相棒よ、我が相棒として恥じぬ戦いにするのだぞ!
[なんていつかの迷宮試験の後のように...は二人に檄を送り、その戦いを*見守るのでした*]
/*
前半は武器屋の親父視点でお送りしました。
そんなベタな変化をするのんびり娘です。
きっとそれまでの間は。
ローザに教えられて無自覚にユリアン煽ったりもしてたんだろうなーとか、ぼんやり(こら
[人様に責任転嫁しちゃいけません]
自覚した後はどうだろう。
甘えたなところは変わるわけじゃなさそうなのが、なんともw
/*
ベアトと相棒殿おつー。
ええいなんだ、あらゆる意味でかわいいじゃないかw(ぇ
>>1383 ヴィリー
ヾ(´▽`) [突っ込んでみた]
まあ、キャパシティあるよね、ってお話し。
疲れてる時に爆睡するのは身を持って知っている気がしますがwwwwww
雷帝が、厳重立ち入り制限してそうだなぁ、そゆときって。
/*
…ぎりぎり挟んでなかったかな。(きょろきょろ)
ちゃんと確認してなかったので被るのかっ。とひやひやした人です。
ベアトリーチェもかーいいなぁ
/*
導師連の誰かの配慮は。
何となく黒笑導師を思い浮かべつつ(ぉ
ベアトリーチェ自身はその頃なにをやってるのかは暈してしまいました。卒業してれば導師の一人なのかもしれないし、研究者として学院をいったりきたりするようなことになっているかもしれない。
>>1391ユリ
だって素敵なロールが見えたから(*ノノ*
ろろ、ろぐよんできます。
―>>1345>>1365の続き―
[ついに体力も精神力も使い果たした気がする……普段は省エネモードだったのだが、使いなれない術に省魔力なんかしてられなかったから。
ハインリヒは荒い息をつきながら、声をかけられた気がしてうっすらと目を開けた。]
あー……ミリィ先輩か。
すまんな、魔力借りちまって……。
[それだけ言うと再び目を閉じた。シチなんかとっくに眠りこけている。自分がミリィと手をつないだままのことも忘れて意識をおとしかけていた。
……ミリィか、彼女の使い魔か、他の誰かに小突かれないかぎり、起きることはないだろう。
そして琥珀の映像が保護人のもとに無事に届いたのかどうか、また映像の存在を使い魔経由でライヒアルトに知られたハインリヒがどうなってしまうのかは、また後日の話**]
/*
あ、そーいや7年後まったく考えてなかったのをカルさんメモみて思い出した。
そもそもダンジョン行く理由がなぁ…
ハーさんとハーさん経由でロザさんも巻き込むってことは異界転移とかそういうアレ繋がり調べたりとかかなぁ?
/*
>>1394センセ
(≧ω≦)[突っ込まれた]
受け入れキャパは確かにあるかもね。
何せ異世界から落ちて来た子複数引き取ってるしw
例のSS通りですすみませんwwwwwwwwwwwwww
きっとヒューすら立ち入り制限されるんだ、雷帝に(
中
帰ったと同時にヴィリーのロールが見れて喜んでたら
リアルで惨事が起きていた。
うんカルメンスマン(
>>1377ヴィリー
なんてタイムリーな結果wwwww
>>1325
ごめん鳩からだと文字数がねwwwwww
子供はふつーに生まれると思うけど、跡継ぎにできるのかはどうなんだろう?
ローレライのハーフでもいいのならー。
/*
>>1403ローザ
リアル惨事大丈夫かマジで。
タイムリーっつーか、ここでまた振ってやろうかと思ったけど時間かかるからワンクリック占いしてきたのよ。
やっぱラ神どこにでもいるな!って思ったwwwwww
符術の適性があるかどうか、かな。跡継ぎになるかどうかは。
種族は気にしないよ、多分。
その場合の相談相手も相談相手だからn
[今の担当導師って言う(何かの血が混ざってる人)]
/*
あ、ハーさんもロルお疲れサマー
ふむ。私もほとんど魔力使ってるから多分起こせないぞ?(
って、ロザさんリアル惨事ってだいじょぶー!?
/*
ベアトのあれこれ。
導師連に根回ししたのはヤツだと、素で思っていた俺が通りますよー。
カルメンは……うん、いてら。
[くろねこ、なでこした]
>>1401 ヴィリー
いきなり発砲事件やらかすような子も引き取れるくらいだものなぁ。
だよねwwwwwwwwwwwwwwwww
でも、あの流れは大好きだwwwwwwwwwwwwww
だろうなぁ。無言で圧迫する雷帝が浮かんだよ、素で。
/*
ナタさんとライ師の関係も素敵なの。ころころ。
そしてトリィ導師vsライ講師は次村で見られたりするかなとか、阿呆なことを言ってみようw
ミリィとハインさんはドキドキ大作戦お疲れ様です♪
カルメンさんのwikiは後回しでごめんね(><
兎猫の性能では余裕が足りないのです。
終わったらちゃんと見ますのでー!
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