情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
その『見方』を、教えるものが……。
自身の想いに囚われた存在だった……という事。
……それだけで、済ませたくはないけど、な。
[小さく、呟いて。
時計の旋律を取り込み、傷を癒していく]
[ふいに、ぱちりと目が覚めた。
眠ってしまった時と、変わらぬ状況。
あぁ、フィロメーラは。]
…助けに、なりたかった…
[呟きは小さく小さく。]
[左手の鎖に気が付いて慌てて締めなおす。
けれど外れてしまった1本だけは元に戻らなくて。
大分戻ったけれど、やはり少し薄い色彩のまま]
この世界を閉じる。
新しい世界への道を結ぶ?
[聞こえてきた言葉に目を上げた。
ベアトリーチェの顔を見て]
それは本当に、あなたの望むこと、なの?
あなたが欲しいもの、なの?
[届かぬ問いがこぼれる]
新たな世界など必要ない。
流転することも、変わり往くことも、開くことも
私の前では認められない。
私は氷破の精霊。
封印を司るものだから。
[光の粒が舞うのに合わせて、低いところに冷たい霧が漂いはじめる。少女を見据える目は厳しく]
……助け?
[イレーネの呟きに、そちらを見やり]
……ただ、望むものをあたえるだけじゃ。
本当の意味の、助けには……ならない。
それは、目を閉じさせることだから。
………だが、そんな事はもう、どうでも良いのだ。
[辺りの気温が下がるだろうか。]
[冷気は、ベアトリーチェの足元へ収束してゆく。]
いまは、それを元の通りに封じること。
そして元の日々を取り戻すこと。
[アマンダは首を振る。長い髪が揺れる]
ちがうよ。それは、ちがうよ。
それはやりかたであって、欲しいものじゃない。
・・・・・・・
私は、ベアトリーチェに、聞いているの。
[それはフィロメーラに向けてなのか、腕に抱かれた書になのか。ただ、アマンダが聞きたいのは、子どもの答え。
それによってアマンダも、心を決めようと思っているから]
新しい世界が得られるなら、それでもマシだがね。
書は……何も、与えはしないものだから。
[アーベルのため息に、こぼれるのは、ただ、苦笑]
[鍵はまだ、扉を開くことはありません。けれども渦巻く力はだんだんに高まって来ていて、それは時間の問題のようにも思えました。今のベアトリーチェに、力なきものはそばに近寄ることすら出来ないでしょう。]
……そうだったんだね。
[それは誰へと云った言葉だったでしょうか。]
―→遺跡―
[気配を探りながら、そちらへと近づく。
きらきらと光るかの女を、
冷たい空気をまとうかれを、
見たとき、少し、寂しそうな顔をしたかもしれない。]
[アマンダはとっさにミハエルの冷気に抵抗しようとした。
昨夜、目の前の小さな少女を貫こうとした霜柱は記憶に新しい]
ミハエル、待って!
[思わず背に庇ってしまったのは、自分と千花の関係を重ねてしまったからだろうか]
もう遅いんだよ、アマンダ。
ベアトリーチェの望むものは、手に入らないから。
[迫る冷気に逃げるそぶりも見せずに、ベアトリーチェは微笑います。]
わたしはただ、望みのために動く。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新