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あぁ……そこなら大丈夫、かな。
[示された場所にイレーネをゆっくりと横たえて。]
僕も短剣は持ってるが……。
[それ以外は何も持ってないってのは不便でしかなく。こんなトコロに放り込まれるとわかっていれば、もうちょい道具類も持ち込めたのだろうが。]
はあい。
……あれ?
[別段抑えられていない念ならば、意識しなくてもそれなりには感じ取れた。
とはいえ、それが何であるかまでは意識しなければわからなくて]
おじさま、アーベルさん。
向こうからなにかくるみたい?
[自分が拾われたのとは反対の方向を指差して]
自衛団のおじさんが出て行ったのも向こうだったと思う。
[そう付け足した]
向こうから?
じっちゃんが戻ってくるはずはないし……。
[気配の探知は出来ないので、少しだけ近付いてみる事にした。]
[白梟と別れ、すたすたと奥へ]
……にしても……何が楽しくて、最深部へ向けて突き進んでんだよ……。
[呆れたように呟きつつ、気配を追う]
ガーディアン・クラスがごろごろ出てくると、さすがに俺でも一人ではさばききれんのだがな……。
まあ、本性解放すれば、一掃できるだろうが。
[いや、それはヤバイ。かなり]
……駄目だよ。
[拒絶はしませんでしたけれども、ベアトリーチェはアマンダから離れて、ゆっくりと左右に首を振ります。]
ベアトリーチェ=ブルーメンガルデンは、
この世界では、生きていかれないのだから。
[ふっと翳が過り、また、人形のようなかおになりました。]
[ゆらゆらと飛ぶ黒い光の無限の輪。
それと共に飛ぶ、白梟。
それはやや、異様な取り合わせだろうか。
まして]
「方々、ご無事でしたか」
[視界内にそこにいる者たちをとらえるなり、声をかけてきたりするのだから]
……ん?
[不意に、違和感。
異眸が険しさを帯びて、すっと細められ]
ああ、そうか。
……いるんだったな。
[誰が、とは言わずに。とにかく今は保護優先で、と歩みを進める]
[なぜ、魔の周囲にガーディアンが居ないかと言えば、それは、その気配が影よりも薄いため。まるで消えかかった幻影のごとく]
[アマンダは、離れ行くベアトリーチェを静かに見つめる。
人形のようなかお。
アマンダと千花。
器としての――人形]
フィロメーラ、君は……
ベアを…人の子を、器に…?
[一度死に掛けた…死ぬ筈だった、子どもの中にある、精霊。
あっているかはわからない。
けれどその考えは、まるで陶磁器の人形に宿っていたアマンダ自身には真実のように思えて、動けずに]
「……そこまで驚かずとも」
[出迎えた者たちの反応に、白梟はむくれたっぽい声を上げつつも。
取りあえず、状況説明を始めてみたり]
[ブリジットの指差す方から、光の輪と白梟。不思議な光景。]
あー…確か、オトフリートの?
……喋れたんだ。
ってか、オトフリートまでこっちに放り込まれたか……。
[拾い上げた環を、もう一度地面へ置き
ダーヴィッドの傷に触れる。
傷口を合わせるように寄せて、流れる血を凍らせてゆく。これ以上、失われてゆかないようにと。
鎧の下、断ち切られた服を割いて、その上からきつく巻いていく。意識があれば、酷い痛みを覚えるだろう。
布きれに染みた血が滴る。]
…ひとの体を器にして。
[流血の勢いは漸く治まり、弱いながらも打ち続ける鼓動と身に秘めたぬくもりが、未だ命が保たれていることを示している。
意識はまだ戻らず、唇から漏れるのは微かな吐息だけ。]
ふえ?
……あ、オトフリートさんのところにいた子だったの。
[良く見ればちゃんと時空の気配を宿した、見たことのある白梟で。
喋れるのは彼女も知らなかったけれど、最初の衝撃よりは逆に小さかったらしい]
ごめんね?
[そう謝りながら近づいて、そっと頭を撫でてみようとした]
[感じた気配の事は取りあえず置いておいて。
取りあえず、今は……]
あー……っとにぃ。
[目の前の小さな部屋。
そこでの光景に、頭痛を感じる。
角を曲がった先の小部屋では、一つ目の巨大トカゲに囲まれる男性の姿。
……気合は相当入っているようだが。
あからさまに、空回り中]
[裂いた服の下は、その身を守る本能ゆえか、
それとも擬態するほどの力が残っていないのか、
真紅の鱗に覆われ、同じ色の血に塗れている。]
「いえ、お気になさらず」
[ようやく自分を認識してもらえた白梟、ちょっと機嫌を直したらしい。
撫でようとする手に逆らわず、大人しく、されるがままに]
……フィロメーラは、助けて呉れたんだよ。
[短くそう云って、一歩、二歩と下がりますと、左の拳を握り、右の手は鎖の輪へと触れました。それから眼を閉じて、小夜啼鳥が夜ぞらを巡る様子を画きます。そして緩やかに手を延ばすのに合わせて、イメージを広げてゆきます。]
今日は、帰るよ。
[すると、ふわり、とその背に白い光の翼が現れたのでした。薄く光を纏うベアトリーチェの姿は、“神の御子”と云うのに相応しかったかもしれません。]
お休み、皆。“また、明日。”
[まるで、いつものように挨拶をして、ぺこりとお辞儀をします。
そうして地を蹴ると、小さなからだはそらへと舞い上がり音も鳴く羽搏いて、闇の彼方へと向ってゆくのでした。
月の雫のように零れ落ちた光の粒子は、傷附いたものたちを優しく包み込んで、癒そうとすることでしょう。それがベアトリーチェ自身の意志なのか、強過ぎる天聖の力の影響なのかは、わかりませんけれども。]
……やれやれ……。
[相棒の機嫌の推移など露知らず。
勿論、相棒もこちらのため息など知らぬまま。
何はともあれ、と再び鎖を展開する]
中位魔獣か。時間かけても意味はないな。
[さらりと言いつつ、煌めく鎖を舞わせて]
エターナル・ロンド。
……裂空陣!
[声に応じて、無限鎖は一つ一つの輪へと解け。
その一つ一つが空間と共に、トカゲの群れを切り裂く。
唐突な出来事に、さすがに自衛団長は絶句したらしい。
まあ、当然だが]
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