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[イレーネのランプが青へと変わる。
暴走は終了した。これ以上攻撃を加えれば加害者はこちらだ]
……っと〜、ようやく止まった…かな〜〜〜?
[肩を竦めれば、ユリアンのふわとした笑顔に似合わぬ言葉]
ん〜さあ〜〜〜?
僕には〜この状況が全てだと思うけどね〜〜〜
[敵意はないと示すように、ひらひら両手を挙げてのほほんほん]
[ミリィから投げられたクッキーは
そちらも向かずに片手でキャッチ]
悪い
[口にくわえて
他の話なんてどうでも良いとばかりに
ただ端末に集中していた………
が]
[イレーネは、事態の自分なりに飲み込んだ。
動いている左腕で、アーベルの腕を払いのけ。次に呟いた言葉は、]
……私を、破壊してください
[ユーディットの言葉にん?と顔を上げ、プログラムをいったんキャンセル]
あれ?シルバーは名乗りいらんのか?
そんじゃ銀を削除…と。はいもっかい!{ぽちっと}
[隣室のミリィの声を聞き、イレーネの暴走に初めて気づく(遅い)]
…んだとッ!やっぱ何か変なもん仕込まれたんだな…博士、何とかしてやってくれ…頼む!!
[メモには
『燃え盛る、不滅(ふめつ)の焔(ほのお)
留(とど)まらず流れゆく、水
猛々しき、裁きの雷
野を駆け巡る、疾風(しっぷう)
闇(やみ)を払う、夜明けの光』
と、読み仮名を交えた名乗り案。
読み仮名交じりなのは、読めない危険性を考慮した為。
夜明けの空ってちょっとピンクがかった光が混じってるのよね。]
……で。
残り二人って誰だっけ。
[まだ知らなかったりする。]
……んだね。俺も、ついさっきまで悩んでた。
『2人』のどっちが人狼なんだろう、って。
[カルルのひらりと両手を挙げる様子に、僅かに笑みを深くする。
小さく息を吐けば、僅かに目を伏せて。]
でも、イレーネが人狼で、
ユーディっちを攫ったんだとしたら…
システムダウン前に、
名前呼んで警戒を促すのは、おかしいと思わねぇ?
…………で。
戦隊の名前が面白おかしなものになってたら司令をシメちゃってもいいよね?
[くすくすうふふ。
名乗りがかっこよくても戦隊名がかっこ悪かったら台無しだ。]
[このクッキーは監禁室からもらったものだから人畜無害。少女も一枚ぱくり]
[有害なのが好みならカラフルほねっこありますが]
『かなりHD疑われているみたいですよ。
今日は皆の自由投票で隔離者を決めるみたいですから、もしかしたら危ないかも』
[他の人に聞こえないようにぼそっと]
[まあ一人は端末と隣の部屋の男しか眼中にないし、
もう一人はご臨終中なので聞かれる心配なし]
っと……。
[手を払われた事に苦笑しつつ]
でも、それは。
傷つけたのは、イレちゃんの意思じゃないんだろ?
イレちゃんは、俺たちを傷つけたいと願った訳じゃないよね?
それなら……その願い、俺には聞けないかな。
[ ユーディットのメモを覗き込みつつ、]
ぉー、マトモ。
[ どっかの誰かに爪の垢を煎じて飲ませたいと思ったかもしんない。]
[がっくりしているマテウスの声に]
あー、今「仲間パワー」でイレーネの暴走収まったみたいですの。
そういえば五人組なのですの?新戦隊。
あと二人誰です?
[こちらも知らない]
[イレーネの呟きが耳に届けば、思わず目を見開いて。
暫し思案すれば、あー…と小さく声を上げる]
……レーネっち。
破壊してもらう前にさ、ちょーっとだけ待ってくれね?
[へら、と笑いながらそちらへと視線を向けて]
昨日、イレーネに尋ねられた質問
俺、まだ答えてねーのに。
[いーの?と、僅かに首を傾げる。
…本当なら、そんな事を言っている場合ではないのだろうけど]
[誰が誰に眼中にないと。]
[なんかみつけたそれに固まって、システムからはじき出されたっぽい。
端末ではぐるぐると……]
……あとでみんなからハリセンで叩かれたりしないかな、かな?
[本気でやっつけ仕事だった為、やや自信なし。
どっかの誰かって司令のことなんだろうか。]
形は、どうあれ……私に、もう、存在意義なんて、ありません……
それに、回路が、もう、壊れてしまっているようです。
先程の、行動は、どうあれ……私の中で、演算した、こと……。
……Zi…
[イレーネの思考に、微かにノイズが入る。
電子に生きる者なら、何かに気付けるだろうか。
ユリアンの言葉を聞くも、へたり込み俯いたままで。
右腕はパチパチと、小さくスパークしている]
[クッキー安全なの確認][笑]
[マテウスには中の人が撫で撫で]
『……そうか…』
[ミリィの言葉に深刻な面持ちでスクリーンを見れば、
イレーネの状況が大変なことになっていて]
大丈夫、大丈夫。
[ それで叩かれるのなら、行方不明のわんこは処刑台行き。
でも、マトモ過ぎて却下されそうな気がするのはなんでだろう。]
[ユリアンのぶつける疑問にも、のほほん顔は崩れない]
さあ〜どうだろ〜〜〜?
【人狼】だったハインリヒだって〜皆を心配してなかったわけじゃなかったしね〜?
[一生懸命探してたとか言ってなかった〜?と、のほほんほん]
それに〜、僕だってユーディが攫われて哀しかったよ〜?
[これは本当なので、少しは真実味があるだろうか]
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『哮る魂(ソウル)は紅蓮の炎!○○レッド!!』
『深き魂(ソウル)は蒼茫の大海!○○ブルー!!』
『煌めく魂(ソウル)は翠影の大樹!○○グリーン!!』
『閃く魂(ソウル)は山吹の烈光!○○イエロー!!』
『響く魂(ソウル)は淡紅の風花!○○ピンク!!』
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………ぇぇー。
[ものすごーく情けない顔。だめだこりゃ]
[...は、端末をぱたんと閉じ、見なかったことにした]
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