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おっとよそ見を。
>>577
うぬ、処刑は霧前か霧後に各自で何とかしてもらう事にして…… も大丈夫だよね多分。
最初は真っ暗闇を考えたけど、入村時の演出と合わせて霧にしたがいいかなと思ったでした。
解決しそうならその方向で進めようそうしよう。
>>583
うむうむ。
あ、じゃあ隠蔽側に連絡取る方向で行けばこの一件は何とかなりそうかな。
ネタばらしした件さえ言わなければ味方してくれる、はず……!
冒涜だーって言う人もまた更に別れてそうだよねww複雑すぎて分からなくなってきt
[――年は、更に流れ。
少女だった女性は、老女となって。
今、まさに命の火が消えようとしていて。
押しかけ弟子を兼ねた助手に、老女の字も書かれた青年の研究ノートを手渡し。
エーリッヒと名乗る男性が訪れたら、老女の死を伝えることと研究ノートを渡すように厳重に言い含め。
春を告げる花。
その花が見ごろを迎える頃に。
老女は青年の机の引き出しに入れられた、
花の意匠の台座に納まった薔薇水晶のペンダント>>490を抱いて、その命の火を消した。]
[ザ――、と強風が吹く。
雪解け水が舞い上がり、春を告げる花を植えた場所に女性の姿が形作られる。
今、命の火を消した老女の若かりし頃。
行方の知れぬ青年と同じ齢の、姿。]
――結局、生きてる間に、あの人と再会は出来なかった、なぁ。
[雪解け水によって形作られた手を眺めて、女性はただ、苦笑う。]
毎日毎日、森を探して。あの人の為に料理を作って。花もいっぱい植えて。
――春を告げる花を、一緒に並んで見る、って約束。守れなかったなぁ。
[女性は、一つため息をついて。]
ま、今度は、こっちが待てばいいんだし。
こんだけ咲いてれば、きっと気付くでしょ。
[女性は背筋を伸ばし、あたりを見回した。]
[――そこには]
[一面の白き花々が咲き誇り]
[もうじき春がくるよ、と告げていた。]
[朱花たる女性は、霊的存在を維持するナニかが崩れるその日まで。]
[*その花畑で青年を待ち続けている*]
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ただいま。
読みきれていないけど、幼馴染やらから何か飛んできているのは把握したっ
色々読んで返すよー。
アーベル>そういえば、同じ村育ちで年も近いのに絡みは育ってからっぽいのだよ ね。なんでかなーとちらほら考えつつ過去を思う。
[死者同士であるからこうして言葉を交わせる。
生前と全く同じではないが、
クロエの背を撫でる>>5:+57その手には触れる感覚もある]
毎日見ていたら大丈夫。
それに、もしそうでなくても――…
おばあちゃんになったクロエを見つける自信、あるよ。
[見つけられないなんて微塵も思わない。
自信に満ちた声音が彼女が漏らした笑声と重なる。
彼女が笑っている事が嬉しくて、
男の目許、口許がやわらかな弧を描いた。
蒼い双眸に見上げる漆黒が映り込む。
黒曜石の如き煌めきを見る瞬間もあれば
全てを優しく包み込むような夜闇の如き色を見る事もある。
言葉にするのは気恥ずかしく、じ、と静かに見つめ合う]
キミが寂しいのはイヤだな。
[優しいクロエの周りにはいずれ人が集まるだろうと思う。
けれどそれは彼女が失った者の代わりにはなれない。
真面目な彼女の事だから過去を忘れる事はしないだろう。
大事な人たちとの別れが深く心に残ると思うから
彼女の堪えるような相貌>>5:+58とその言葉に眉尻が下がる]
クロエ――…
[生を望むは酷だと分かっていた。
最期の瞬間にみた銀色の獣の正体を知りながら
男は彼女にそれを伝えず目を瞑る。
懸命に歩んできたばかりの彼女を少しでも休ませたいと思った]
迷子になっても、探して、みつけるから。
もう、一人にはしないから――…
[蒼花なき利き手が赤みさす彼女の頬>>5:+60に宛てがわれる。
愛しむように、壊れ物を扱うようにその輪郭をなぞる指先。
それは彼女が作る作品に対する所作に似る。
想い伝えれば、柔らかく綻ぶ花の笑みが映り込む]
……… ん。
[頷くクロエがその手を伸ばせば
頬に寄せた男の手が、つ、と其処から離れた。
空けた手指に彼女の繊手絡むを感じれば
視線交え、微笑む彼女に笑みを向ける。
傍に居る事を伝えるように、
絡ませた手指に確かな力が加え彼女の手を握る。
彼女が現し世へと意識向けるその時まで
運命の輪がまわるをその背に感じながら
男は蒼花失いしその手にかけがえのない花を抱く**]
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ベアとアーベルさんに、改めてぱちぱち拍手しつつ。
あれだねえ、この村は、雪と、水と、花の使い方がみんな、とても綺麗な村だったねえ。
朱い血も散ったんだけど、最終的に綺麗な方の印象がとても強い。
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