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―― その時 ――
[どのくらいループして、どのくらい上ったのだろう。
延々と上った。単純作業をずっと続けていると、気が遠くなりそうで。ループのたびに先輩に会えるのが嬉しかった。一方的に、だったけれど]
[露島先輩はどんどん変わる。
少年から青年になって、男になって、おじさんになって、おじいちゃんになった。でも、私はいつまでもいつまでも少女のまま。女にすらなれないで、時が止まっている]
……………
[だから、それが辛くて。それに、先輩が大人になればなるほど迎えに来てくれないんじゃないかって思った。もう何十年も前の、たった一夜の仲だったから]
[あるときから、先輩の姿を見るのをやめて、延々のぼることだけに集中した。あれだけいた幽霊達も、今は少なくなった]
……………
[あるとき、そんな情況がふっと変わった。
いつもどおりの階段。もう目を瞑っていてものぼれる。
真っ暗で、誰もいない階段。この踊り場をターンすれば、またループに入る]
─卒業式・前夜─
─…うん。
ずっと一緒に、歩きたいね。
[握られた手に気付いて、震えが止まった。
告げられた言葉は、他意はないと解るけれど、彼にとっても素直な気持ちだとも伝わった。
それがただ嬉しくて、繋がれた手を握り返して微笑んだ。
未来はわからないけれど、どうか。
繋いだこの手が、いつまでも側にあるように。
そう願いを込めながら、二人で同じ、空を見つめた。**]
足が踊り場を蹴って、スカートが翻る]
[目を見開いた。
今は無き屋上に続くはずの、最後の踊り場。ループのスイッチ。
そこにまぶしい光が輝いていた。
思わず額に手を翳し、目を細める]
[光の中、一つの人影を見た。
止まっていた足が、自動で動く。人影が手を差し伸べてくれる。
足が速くなる。両手を伸ばした。最後の段を足が蹴って]
……露島先輩
[待ちわびた感触。ぎゅっと震える腕で抱きしめた。
耳元で囁かれた告白。こくりと小さく頷く。それしか出来なかった]
[触れているところから、先輩と一緒のここから、光がどんどんどんどん溢れて、そうして、今度は空に続く階段上るのだ。ヴァージンロードみたいに。2人で**]
/*
とかやってる間に、もう時間か!
みんな、改めてお疲れ!
楽しかったよ、ありがとー!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
時間がねええええ。
改めまして、この度はLiLへの参加まことにありがとうございました。
日が進むにつれてぼろぼろと不備が出て参りましたが、皆様のフォローにより村が成り立ったと思っています。
感謝と共に、次建てるときはもっと気をつけようと思います。
一キャラとしても、いろいろ分かり辛かったかと思いますが絡んでいただいた皆様に多大なる感謝を遅らせていただきます。
また機会がありましたら、是非遊んでやってくださいませ。
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