人狼物語 ─幻夢─


83 血塗れの手

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視点: 人

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ニキータ

[名前はあっさりと書き終わったが
 そのまま周囲に向き合う事に気が進まず。
 記された名前に目を通す]


[気づけば息が止まっていた。
 イヴァンの名前がある。
 イヴァンの名前があった。
 いや、やっぱりイヴァンの名前が]

 ………

[何度見てもあった。
 なんだか椅子から立ち上がる気が失せた]

(117) 2013/04/28(Sun) 23:10:46

タチアナ

 ふふ、そうね。
 どうせならイヴァンの手料理をたのしみましょ。

[ヴィクトールの声>>115にため息が笑い声に変わる。
 沸騰するお湯がしゅんしゅんと音を立て始めるのを聞き]

 あら、アリョールったら可愛いコトいっちゃって。

[声が弾むアリョールににこりと笑みを返す。
 水ならそっち、と内井戸へと視線を向け]

 こんなところでも掃除とか、アリョールらしいわ。

[する気も起きない女は軽く肩をすくめて。
 沸騰した薬缶へと手を伸ばそうとした]

(118) 2013/04/28(Sun) 23:11:21

ベルナルト

[広間を後にしかけたところで、その人>>113と鉢合わせた。]

 おや。
 君はニキータ、か。

[半年前に村に来たこの男と、顔を合わせた覚えはあまりない。
 それでも別の一人――アナスタシアでないことは判るから、
 自然と、残りのその名を呼んでいた。]

 ……既に話は聞いて居るかもしれないけれど。
 その机の上に、これからのことが書かれているよ。

[そうしてニキータが机上の紙に気付くのを見てから、
 ベルナルトはひとり、廊下へと出て行った。]

(119) 2013/04/28(Sun) 23:14:17

アリョール

どうも。

[ヴィクトールに向ける眼差しは、タチアナへのものと異なり、感情の色が薄い。
アリョールを引き取った先代墓守もあまり感情を出さない人間だったが、アリョール自身はそこに輪をかけて、なのである。
口調も先代墓守に似た結果、女らしいとはあまり言えないものになっている。
潔癖症に関してだけ言えば、先代とは真逆であるのだが]

(120) 2013/04/28(Sun) 23:17:53

イヴァン

―二階/客室―

[紙に記されていた容疑者の名とされるものを思い出し
困ったように眉尻を下げる]

同名の別人ならいいんだがなぁ。

[夜更けに湖畔で出会う事と
そんな時間に出歩いていた己が疑われた事を考えれば
見知りの名である可能性の方が高いのだが]

考えても仕方ないか。
一日、何事も無ければ容疑は晴れる。
杞憂に、終わるはず、だろ。

[己に言い聞かせるように独り言ちて
男は立ち上がりナイフを埃かぶる机の上に置いた]

(121) 2013/04/28(Sun) 23:18:17

ニキータ

 ああ、 うん ニキータ、だ。

[ベルナルド――といっても名前と顔が一致しないのだが。
 彼から声をかけられた時には、そう答え]

 …ありがとう。

[親切へ返す男の声は実感の籠らないものだった。
 椅子の上で脱力している今も実感はあまりないけれど。
このままずるずると椅子から降りて床に寝そべりたい気分]

(122) 2013/04/28(Sun) 23:24:24

ベルナルト

―→二階―

[道中、盥や布を手にしたアリョール>>109>>116とすれ違った。
 人の行き来を経て微かに埃が舞うこの屋敷は廃墟だったもの。
 持っているのは掃除道具か、とややあってから察した。]

 …………

[手伝うよ、という一声さえ掛けなかったのは、
 まともに掃除をしたことが無かったから。
 素っ気なく見えた反応は必ずしも嫌悪故ではないとは思えど、
 手伝えるだけの腕も己には無いと思えば、振り反って引き留めることもなく。
 足はそのまま、階段へと。]

 いい加減、手荷物くらいは置いた方が良いか。

[たったひとりで探すのは空き部屋。]

(123) 2013/04/28(Sun) 23:28:05

フィグネリア、メモを貼った。

2013/04/28(Sun) 23:28:48

フィグネリア

[ベッドの上でうとうととしてしまったのは病み上がりで疲れていたからだったのか。
それほど時間が経ったわけでも亡いのは、窓の外を見ればわかる]

 ……人、増えたのかしら。

[ナイフの本数はまだ何本もあった。
ベッドから立ちあがると、鍵をかけていた扉をそっと開く。
廊下の外には人の気配。

少なくとも訪れたときよりは、音が増えていた]

(124) 2013/04/28(Sun) 23:32:23

ニキータ

 あー…

[周囲に人の気配を感じないからか、無意識か。
 とりわけて意味のない音が、男の口から漏れる]

 ないふ

 …はぁ、 余ってるのかな。

[誰のものとも知らず。
 一本余計にあったナイフを、
 指先にひっかけて手前に引く]

 …

[暫し動きを止めて逡巡した後、
 2本を上着のポケットに入れた]

(125) 2013/04/28(Sun) 23:34:18

ベルナルト

[ところで、手にしたスケッチブックの中には
 モノクロームで描かれた風景画が既に何枚かあった。
 自身の邸宅、湖に面したバルコニーから描くものには
 月夜の闇の中、微かに映る人影が映されたものもある。

 数年前までは同じ村、同じ屋敷で暮らしていた両親も兄姉も、
 今は別の都市に移り住んでそれぞれに事業を行っている。
 一人で邸宅を預かる形となった今、湖畔で見えた人影のこと、
 筆を止め、じっと見詰めてしまうこともあったけれども]

 あぁ。
 そういえば彼に名乗るのを忘れてしまってたな。

[そのシルエットから直ぐにニキータ>>122を連想することもなく、
 彼が夜釣りの主と語らう声を夜風の中に聞き拾うこともないままだった。]

(126) 2013/04/28(Sun) 23:36:09

ニキータ、メモを貼った。

2013/04/28(Sun) 23:36:24

アリョール

今のが、可愛いこと、か…?
君の価値観は変わっているな。

[照れるでもなく、嫌味のようでもなく、シンプルに思った事を返す]

ああ、ありがとう。井戸はそちらか。
なにぶん、これも性分でな。綺麗でないと気が済まない。

[盥に水を張り、改めて厨房の二人を見遣る]

そう言えば、二人きりのところ無粋をしたなら申し訳ない。
邪魔だったなら立ち去るし、拙いことをしたなら部屋掃除程度で妥協してくれると有難い。

[頓狂なことを言ってのける]

(127) 2013/04/28(Sun) 23:36:29

イヴァン

[腹の虫が鳴いた。
聞く者も居ないし仮令誰かが聞いていたとしても
恥じらうような性格でもなかった。
ただ、空腹だと思い出させる音に、一度瞬きをする]

朝、食べそびれたまま来たんだったか。

[どれほど時間が経ったかはわからないが
少なくとも毎朝きっちり食べる派であるイヴァンにとっては
空腹を覚えるには十分な時間だった。
廊下へと続く扉に目を向ける]

(128) 2013/04/28(Sun) 23:38:21

アレクセイが村を出て行きました。


9人目、 アレクセイ がやってきました。


アレクセイ

―回想―

[イヴァン驚きは気にする様子もない。
彼の言う事は最もだと頷き]

それでも、悪い知らせだ。
…礼を言われるような事じゃない。

[そして彼の姿を見送った後、一歩一歩、階段を上る。
自分の取った場所は、後から来るヴィクトールがわかりやすいように、さほど階段から離れていない部屋を取った。
見回せばすぐにわかる場所だと確認して、扉を開け放ったまま室内に入る。
ベッドの上に腰掛けていたら、声が届いた>>80]

――…わかった。

[返事はその一言。
耳を澄ませて扉を開ける音を聴き、どちら側を叩いているのかを確認する。
すぐにタチアナの声も聞こえてきたから、動く事はやめた。
静かに彼らの会話を聞くともなしに聞いて、立ち去った後に扉を閉めた]

(129) 2013/04/28(Sun) 23:38:59

アレクセイ

―回想―

[暫くして、部屋の戸を叩く音がする>>97]

居る。誰だ?
アリョールか。

[声を聞けばわかる。質問の答えは、しかし知らずに、「いや」と答えた]

知らない。悪いな。

[そしてまた、室内は静まり返る。
袋を開けて、中のナイフを取り出して、机に置く。
それから持ち込んだ本を、開いた。読み途中であった文学書だ]

(130) 2013/04/28(Sun) 23:39:50

ヴィクトール、メモを貼った。

2013/04/28(Sun) 23:40:25

アレクセイ、メモを貼った。

2013/04/28(Sun) 23:41:45

タチアナ

[変わっていると曰われてくす、とおかしそうに笑う]

 変わり者なのは知ってるでしょ。

[同じ頃に村にやってきたアリョールは、気安く話しかけてくれるから仲良しなほう。
 その相手の名前がリストにあるのを見たときにはため息しか出なかったけれど。

 謝られてきょとりと瞬いた]

 あら、邪魔だなんてことはないわ。
 お茶を飲むつもりだったし、アリョールもどう?

[掃除をするといっているのに誘うのは、別に掃除をしなくてもいいと思っているからで。

 沸騰した薬缶のもち手が木だからこそもてなくは無いけれど。
 熱さを気にしないようにしながら持ち上げる]

(131) 2013/04/28(Sun) 23:44:21

ヴィクトール、 タチアナ>>118一歩先に、布巾で薬缶の持ち手を包み、後は任せる。

2013/04/28(Sun) 23:44:44

ニキータ

[型くずれした上着のポケットはナイフ二つ分の弧を描く。
 重さのままに、床に寝そべってしまおうかとも思ったが、
 目が覚めたときに人が居たら気まずい。
 起き上がるタイミングが難しいように思われた。

 よろよろと椅子から立ち上がると、
 なるべく人の気配がない方から屋敷を歩く事にした]

(132) 2013/04/28(Sun) 23:47:54

ベルナルト

―二階/廊下―

[廊下に並ぶ扉、どの部屋が未だ空いているか
 ひとつひとつ確かめねばならないと思った時、
 聞こえたのは鍵と扉の開く音。
 見えた姿は先ほど別れたフィグネリア>>124。]

 やぁ。フィグネリアさん。……

[部屋の様子は――とでも声を掛けようとして、ぱちりと瞬いた。
 最初顔を合わせた時にはあまり気になっていなかったのは、
 あの時同じ場に居たタチアナにも意識が向いていたから。]

 顔色が良く無いようだけれど――大丈夫かい。
 ……こんな状況だからってこともあるとは思うけれど。

[何処か青白く見える彼女の顔に。
 先程アレクセイがタチアナに告げていたこと>>47を思い出す。]

(133) 2013/04/28(Sun) 23:48:42

ベルナルト、メモを貼った。

2013/04/28(Sun) 23:51:11

タチアナ

[火からあげるところはやってくれたヴィクトールに、ありがとうと笑みを向け。

 ポットに茶葉をいれたことを確認してお湯をいれた。
 ふわりと紅茶の香が湯気とともにたちあがり]

 ……いいにおい。

[ぽつりと呟き。
 薬缶をかまどへと戻して、かまどの火を消した]

(134) 2013/04/28(Sun) 23:53:16

フィグネリア

[廊下に出ると、辺りを見回した。人影は一見ないように見えて、けれど人の気配はする。
人狼がいたとして、すぐに襲われることはない、と思いたかったけれど、恐る恐ると言った足取りで階段の方へと行こうとして――。

掛かった声>>133にびくりと肩を震わせる]

 あ、――ベルナルト、さん。
 顔色、ですか?

 ……昨日まで、熱を出していたからそれでかもしれないわ。
 熱は下がったけどまだ疲れている気がして。

[体調と、それと恐怖もあるのかも知れない、と思う]

(135) 2013/04/28(Sun) 23:53:22

アリョール

あぁ、知っている。

[御互い様ということも、と付け加え。
漂う良い薫りに僅か眼を細めた]

む、う…。
私は、掃除が、だが…。

[手に持った、盥と布。
普段飲むことの無い嗜好品の芳しさ。
心の天秤にかけ、勝ったのは紅茶だったらしい]

頂こう。

[盥と布をその場に置いた]

(136) 2013/04/28(Sun) 23:54:21

ヴィクトール

[ タチアナ>>118に頷きを返しながら、沸騰した薬缶に気付くと、タチアナが手を伸ばそうとする前に布巾を差し出そうとした。
 アリョールとは、村の墓守と村役場務めという立場上、ある程度の顔見知りだった。
 先代と正反対で潔癖性な面を往々にして見ている。
 その性格は結果的に墓地を綺麗に保つ事に繋がっていたろうか。
 アリョールから向けられる感情は薄かったが、ヴィクトールからは何時も柔和な微笑みを向けていた。
 二人の会話を邪魔するつもりはなく、]

 無粋だなんてとんでもない。
 タチアナが言うように、
 お茶をどうだい。

[同じく、アリョール>>127>>131を誘う。]

(137) 2013/04/28(Sun) 23:57:22

ニキータ

[のそのそと、灯りを避けて歩く姿は、
 ベルナルトに(知らず)描かれていた姿とも、
 湖畔に赴く歩調とは似ても似つかない。

 夜の静寂は男の気分を涼やかにする。
 北の山から下りる冷たさを含んだ風が、
 豊かな藍色の空にサァサァと葉擦れの囁きを呼ぶ。
 しっとりとした草地を行く足はあんなに軽いのに。
 まるで自分が夜に溶け込んだひとつであるようなのに]

 …寝たい。

[どこか薄暗い隅っこで寝たい]

(138) 2013/04/28(Sun) 23:59:04

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生存者 (4)

ヴィクトール
46回 残1373pt
タチアナ
44回 残1715pt
アリョール
61回 残868pt
アレクセイ
89回 残110pt

犠牲者 (3)

アナスタシア(2d)
0回 残3000pt
イヴァン(3d)
55回 残1075pt
フィグネリア(4d)
41回 残1625pt

処刑者 (2)

ニキータ(3d)
38回 残1852pt
ベルナルト(4d)
35回 残1464pt

突然死者 (0)

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