[転送の力が働き、リーとティティエン、ファンカンは林の中から消え失せる。身体に浮遊感を感じたのも束の間、重力に導かれるように上から下へと落ちた]
おぶっふぉ!
[落ちた先には何やら温いもの。傍に椅子があったが、良く頭をぶつけ無かったものだと後にティティエンは語る]
……あ゛?
こごがセンセ言ってった隔離空間け?
『そのようであるな。
随分とふわふわが集まって……やたらと集まって来るのであるがこれは何だ』
[リーとティティエンの周りにパステルカラーがどんどん集まって来る。身体に触れたそれから癒しの力を感じ、それが何であるかを理解した]
おぉ、回復用んふわふわけぇ。
[どうやら運良く避難所に落ちて来たようだ]
─ →隔離空間・避難所─