そういうものですか。
[裏世界に関わって生きてきたわけではない。詳しく説明もされなかったので、私はよく分からないまま彼>>+5の説明を受け入れた]
笑わない。笑えない?
眠っているのなら、苦しくはないでしょうか。
[その二人だけではなく、彼と、もう一人という存在もだけれど。目の前にいる人が苦しくなければいいと、私は少し心配しながら彼を見ていた]
こんな状況、不運としか思いませんが。
不運なりに抗うことは許されたいです。
[しみじみと呟く人に、私は更に言った。
信念みたいなものだったので、知らず小さく拳を握っていたが。抗うために動けなかった自分を思い出して、力を抜くと肩を落とした]
そう思っていた、だけですが。