[ゲルダ達、生きている者達を見つめながらアーベルの礼を聞いて。ふるふる、と緩く頭を振った。]ううん。独りじゃなかったのは、私の方。あの子が居てくれたお陰で、私はたくさんの夜を耐えてこれたの。…あの子は、優しいし頭もいい、から。大丈夫。心配要らないよ。[それに、ゲルダ達がいる、とは口に出さぬまま、蒼鷹を想った。]