人狼物語 ─幻夢─

84 廻る刻・待宵歌


【墓】 本屋 クレイグ

[探して、という提案>>+29には、うん、と素直に頷いて。
半目の表情と、押し当てられた指先に、へにゃり、と眉が落ちた]

……似たようなこと、エトにも、言われた。

[ぽつ、と小さく呟いて。は、と小さく息吐く仕種]

でも、それは、『筆記者』としての務め、で。
『俺』が残すものじゃないんじゃないか、って。

[ほろほろと零すのは、待宵草の繋いだ意識で解き放った内の内]

……そう、思ってて。
だから、俺だから残せるものって、なんなんだろうって、ずっと、考えてたんだけ、ど。

[思い返すのは、ユーリの言葉。>>3:27]

……俺、ちゃんと、残せてたの、かな。
俺だから、残せる、もの。

(+30) 2013/08/10(Sat) 21:12:03

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