……っ!
[牙を剥くライヒアルト>>143に手を伸ばしかけ。
空を切った手は、ナーセルの目を塞ぐように回された。
見せたくなかったというより何か他の理由を必要として]
でも言わないでいたじゃないか。
俺からも聞かなかったけど。
[偽りは感じられない声>>+36に少し押し殺すような調子で言い返す]
あれさえなければ。
俺はとっととアーベルを信じるつもりで動いてたよ。
[完全に信用するようなことは、それがなくてもなかっただろうけど。なのにゼルギウスの声も沈んでいるようで]
……どうにかして一緒に生きようって気はなかったのか。