[一瞬の間を置いて、さっきまでは二人が手をかけるだけでいっぱいだった青年の背中は羽毛に覆われ広く大きなそれに変わる。上半身は鷲の、下肢は獅子の身体を持つグリフォンの背に乗っていると、二人は解っただろうか。]