くっ、はは。[思わず漏れた笑み声。最初の言葉が朝の挨拶とは思わなかったらしい。未だ泣きそうな表情のアメリアに少しだけ困ったような笑みに変わる]おはよう。[返す声もまたいつもと同じ。歩み寄り、彼女の頭を撫でようと手を伸ばした]まだ続くのだろうね。――…けれどいずれ終わる。その時が早く来て、大事な人たちが無事に……[祈るような響きをのせて、広間に向かうを見送った]