…[安堵の表情の理由が解らず眉を寄せたけれど、]…そーか壊れなかったら、なれる可能性、あったのか[詰めが悪いと苦笑をされ、撫でられると、はは、とゆるく苦笑を返した。]でもPMCが俺についたとしても、それはPMCであって、俺じゃない[実際どうだったのだろうか。もし”俺”に成り代わる事で、オリジナルへと近づけるのなら。”俺”は本当に、ただの失敗作だ。]…[またよくわからない何かがあふれそうになるけれど、撫でる手が優しかったので、やっぱり苦笑を浮かべてしまう。]