わかった。エーリを悲しませたいわけでも、クレム兄に怒られたいわけでもないから。もう言わないよ。[ゆるく頭を左右に振った。>>+78思わないと言い切るには問題の根は深く。覚醒する前から自信のあった耳には、寂しげな声も届いてしまうから。>>86]あやまらないで。[呟く声は向こうまで届くことがない。目先に惑わされて動いたことが悔しい。結果殺されたからではなく、彼女の心に深すぎる傷を残してきてしまった]