― 談話室 ―そうね。……あたし、ちょっと、こわい。[村の者ではないよそ者であり。この閉じた輪の中で変わった考えが。]ああ、お母さんがね。何かあったら『おまじない』唱えろって。小さなころに言われたきりだから、忘れちゃって。[『いもうと』の何気ない問い>>243に先ほどの答えにプラスしたものを口にした。]はい。落ち着いた頃に。[こちらは懸案事項が減ってホッとしながらも、ライヒアルト>>245に頷いた。]