─ユリアン宅─ うん。……忘れてはいけないことだ。[簡単に忘れられることでもないけれど。ユーディの言葉に頷いて>>5:137] ……そう、か。うん。 色々、鈍いだの堅物だの朴念仁だのと、 ユーディには愚痴も聞いてもらっていたからな。[主語は出さないまま、時間がやってくる前に、友人と交わしていたたわいもない会話を思い出す。一方的に追いかけていた間の話。そんな話から。ユーディには、わかることもあっただろうか。] …うん