─ 宿泊施設・広間 ─
[さて、この流れはどこへと向かうか。
そんな思いと共に見守っていたやり取りの果てに散ったのは、緋。>>4
威嚇するような猫の声が響き、そして、崩れ落ちる姿が一つ。>>5]
……は。
[慣れないなあ、という呟きは口の中。
一つ息を吐いて、緋を散らした者へと歩み寄り]
……だいじょーぶ? 立ってられる?
[小さく向けるのは、こんな問いかけ。
返る言葉がなんであれ、そっか、と小さく呟いて]
これで、終わってくれると、いいんだけどねぇ。
[終わるはずもないのは、百も承知で。
でも、口にしたのはそんな一言。*]