面と向かって言われると流石に照れるんだが。
まぁ、ありがとよ。
[ミハエルに改めて言われる>>0:328と、照れくさそうに笑って礼を言った。
この手の言葉には余り慣れては居ない。
それでも悪い気分ではなかったのでしばらく笑っていたのだが。
ミハエルの呟きは小さいながらも耳に届き、心中で、は?、と声を漏らす]
────……。
[表に出す言葉は無かった。
自分に似てたから妹がミハエルの父を好きになったとか、自分が伯父に似ているのかだとか。
いや、伯父は自分なので似ているなんてものに留まらないのではあるが。
この様子では妹ははっきりと伝えていないのだろう。
死んだと伝えているのか、生きていると伝えているのかまでは判断出来ないが、しばし緊張で言葉が出なくなっていた]