─ →道具屋 ─
[品物を入れるための籠を持ち、卸すための商品を持って道具屋へと向かう]
お邪魔さま。
細工出来たから持って来たよ。
[先ず店主に見せるのは自身が作ったいくつかの細工と、鉱石の欠片から作り出したビーズの数々。
透明度の高い水晶から作られた小瓶に詰めたそれらをカウンターへと並べ、店主に数を確認してもらった]
んで、染色粉一通りと、研磨布頂戴。
あとは───── 煙草。
[仕事用の品の他に嗜好品も告げて。
好みである清涼感のある香草をたっぷり使用した煙草を指差して取り出してもらう]
うん、確かに。
それじゃまた頼むよ。
[満足げに笑んで注文品を籠に入れると、店主に手を振り店を出た]