川島く…!…つゆしま、くん?や…やめ、て…!露島くん、やめて![倒れた春陽は、傍目からみても既に事切れていて。彼に近付いていった誠が行った行為は、そんな彼を更に傷つけるもので。ぞくりとした、理解ができない、けれど。止まらないその行為に、懇願するように止めてと叫んだ。だから。春の声は聞こえなくて。友梨のことも、気がつけなくて。気付いた時は、全てが遅かった。]