─ 第二階層・通路 ─[声に気づいて>>12、顔がそっちに向く。二人が近づいてくると、脅えたように少し後ろにずり下がった。何とか起き上がろうとするが、ずるっと手が滑ってなかなか上手く立てない。どちらも怖い。いたい。解らない。そんなもので頭が締められる。問いかけにはぶんっと首を振って。]わかん、ない。[正直に。]