[ゆっくりと辺りを見回した。声は聞こえない。音も聞こえない。しかし、異様な空気だけが漂っている]…[視線を周りに向けても分かる事はない。しかし。確かに殺意は感じていた]こんな器用なマネが出来るのはなぁ。[いくらふぬけているとは言え、裏で生きている者…相手の戦意は感じ取れる。小さく呟けば頭をかきつつ。手の甲から銃身を出した]