[視線はアーベルの首を凝視して。ユリアンの事は忘れてしまったかのように。力の抜けた手は、ぱたりと物のように下に下ろされ。肩を揺さぶられても、その視線の先は変わらず。ユリアンの叫び声のような言葉に、随分と遅く、反応した]・・・・・・。[それは沈黙で。それでもユリアンに目線を向ける]