― 談話室 ―[顔を上げたのは、食事の準備ができたと告げる声>>7によって]そ。イレーネの分は持ってくから。[返事は素っ気ないものの、色々とあった所為か棘は少なめ。本を閉じるとその言葉通りに立ち上がり、年下の少女の部屋へと取り分けた分を持って行く。戻った後はきっちり自分の分を頂いた。例え料理人を目の敵にしていても、粗末にするようなことは決してしない**]