[ぱたりと急に闇がおちた。ああ、そんな時間になっていたのかという小さな驚き。いつもの事なのに、慣れているはずなのに。ぞくりと肌が粟立つのを感じたのは、何故だっただろう。かちかちり、と何かが小さく弾けるような音がして、再び電灯に明かりが戻った。その直前に、なにか ]・・・[暫くの間、若しかするとほんの一瞬だったかもしれない。ソレが、なんだか判らなかった。完全に理解をする前に、誰かの悲鳴が恐怖を弾きあげ――強度の拒絶からか、...はその場でごとりと*崩れ落ちた。*]