さーて、じゃあ行きますかっ。[そこから少し歩き、人の波から外れたところで、持っていたランプを掲げる。もう片手で取っ手の部分を引っ張ると、真っ直ぐに伸びて柄のようになった。傍でお座りしていた“タローさん”から、頼まれ物の荷物を受け取って、その先に括りつける][それから少し後。空を見上げれば、ランプの柄にまたがり空を飛ぶ少女with柴犬を見つけることができたかもしれない]